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特集(2)実力派揃いのキャスト、名曲を美声で

2014年1月15日

写真:「オペラ座の怪人 〜ケン・ヒル版〜」公演より「オペラ座の怪人 〜ケン・ヒル版〜」公演より=(C)岩村美佳

 また、ロイド=ウェバー版ではファントムとクリスティーンの愛、コピット/イエストン版ではふたりの愛に加えて、父と子の愛が悲劇的な様相で描かれ共感を誘うが、ケン・ヒル版では関係性がもっとドライに描かれているのがおもしろい。ファントムはラウルと相思相愛のクリスティーンに横恋慕する存在で、クリスティーンはファントムの愛になびくことはなく、彼の愛は最後まで一方通行だ。どうにもならないことはどうにもならないこととして描かれ、しかしながら、それでも人は人を求めてしまうところがリアルに感じた。

 そんな本作の聴きどころは、全編にわたって歌われる名作オペラの珠玉のアリアだ。ソプラノが美しいドヴォルザーク作曲「ルサルカ」の「月に寄せる歌」をもとにしたクリスティーンのナンバー「突然に私の夢はすべて消えて」など、聴きなじみのある楽曲がたっぷり。クラシックを歌いこなせる実力派揃いのキャストの美声をじっくりと堪能できる。

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