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特集【公演評】「オペラ座の怪人 〜ケン・ヒル版〜」
70歳のストレイカー、怪人の悲哀を存分に

2014年1月15日

 ガストン・ルルーの同名小説を舞台化したミュージカル「オペラ座の怪人 〜ケン・ヒル版〜」が、9年ぶり5度目の来日を果たした。同作は、映画化もされたアンドリュー・ロイド=ウェバー版に先立つ1976年に初演され、ロンドンをはじめ世界各地で上演された作品だ。(フリーライター・岩橋朝美)

 パリ・オペラ座の舞台裏で囁かれる幽霊の噂。関係者たちは幽霊にまつわる慣習を守るようにと新任の支配人リシャードを諭すが、彼は取り合わない。その夜、無名のコーラスガール、クリスティーンが歌姫カルロッタの代役を務めた舞台で、出演者が不慮の死を遂げる。遺体のそばには、幽霊からのメモが…。一方、恋人クリスティーンの元を訪ねたリシャードの息子ラウルは、部屋の中から彼女と男の声を聞く。嫉妬に駆られたラウルに、クリスティーンは謎の男との不思議な体験を打ち明ける。

 本作のミュージカル・ナンバーには、ビゼー、ドヴォルザーク、モーツァルトらによるオペラの名曲がズラリと並び、それらにオリジナルの歌詞をつけているのが特徴だ。また、ファントムとクリスティーンの悲恋にフォーカスしたロイド=ウェバー版とは異なり、クリスティーンへ一方的に愛を傾けるファントムの悲哀と同時に、彼が引き起こす怪事件に右往左往する周囲の人々にも焦点が当てられる。

【写真】「オペラ座の怪人 〜ケン・ヒル版〜」公演より=(C)岩村美佳

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◆ミュージカル「オペラ座の怪人 〜ケン・ヒル版〜」
《東京公演》2013年12月19日(木)〜12月29日(日) 東京国際フォーラムC
⇒オフィシャルHP http://www.operaza.jp/
※公演は終了しています

《筆者プロフィール》岩橋朝美 フリーエディター、フリーライター。WEBおよび出版を中心に、企画、編集、取材、執筆を行う。エンタテインメント、女性、仕事など、幅広いテーマで活動。

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