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特集(5)見えちゃいけないものが見えたんです

2014年1月21日

写真:瀬戸康史撮影・宮川舞子

――私は最初あのアニメだと知らないで見ていて「これはあのアニメでは…?」と思いましたので、すごくキャラクターのビジュアルもリンクしているということだと思います。

 嬉しいですね。監督もこだわっていて、あとから皆と話したときに気づいたんですけれど、監督を含めて本当に皆友達が少ないという…びっくりすることがありまして(笑)。本当に隣人部(映画の中の友達を作る部活動)みたいに休憩のときも各々自由なことをやっているんです。その時間が誰に気を使うということでもないんです。だから皆、根に隣人部的なものを持っているからこそ出せた作品の雰囲気だったりするのかなと思いましたね。

――リアル隣人部ですね(笑)。なんとも言えない距離感でしたね。

 そうなんですよ。

――北乃きいさんとはご一緒されたことはあるんですか?

 これが初めてでした。

――おふたりともすごくハマっていましたけれど。

 北乃さんは本当に性格が似ていて、友達が少なかったり、好きな映画の雰囲気やジャンルとかが似ていたり。あとは、僕は第六感的なものがあるんですけれど、北乃さんにもあったんです。撮影が終わって、監督や共演者たちとご飯を食べに行ったんですよ。そのときに、僕と北乃さんだけ「あっ!」って見えちゃいけないものが見えたんです。

――何が見えたんですか?

 男の人がすっと通り抜けるみたいな…

――え〜!!!一緒にですか!?恐い…

 僕らにはそれが普通で日常なんですけれど、監督たちは「えー!恐ええなぁ〜」って。

――波長も一緒なんですね。

 だから演じやすかったですね。でもそんなところまで似てるの!?って。

――おふたりとも作品に呼ばれたんじゃないですか?

 (笑)。かもしれない!運命的なものは感じていますね(笑)。

――北乃さんも本当にハマっていて、このビジュアルもハマっていましたね。

 女性キャストは皆、原案に忠実にスカートの長さとか全員違うんですよ。そこも見どころだと北乃さんが言ってました。

――そこも見てくれと…

 そうそう(笑)。

――おふたりの関係には本当にびっくりしました。この作品は最後にメッセージがありますね。

 「僕は友達が少ない」というタイトルだったりするので、最後に友達って何だろうなというのは普通に感じて頂けると思うんですけれど、僕はこの作品を通して小鷹を含め隣人部のメンバーが一歩だけ踏み出すとか、ちょっとだけ成長するストーリーになっていて、そのちょっとだけを2時間、丁寧に描いている作品だと思っているんですよ。社交的な人や友達がたくさんいる人には、友達を作るということはとても簡単でハードルの低いことなんですけれど、隣人部からしたらエベレストに登るぐらいの体力と勇気が必要なハードルが高いことなんです。その一歩を踏み出すところで終わるんですけれど、この作品を見て頂いて、今夢などを持っていて、もし挫けそうなこととか、なかなか勇気を持って踏み出せない人の背中を押せる作品になっているんじゃないかなと思っているので、そういうメッセージを感じ取ってもらえたら嬉しいなと思います。

――2月に公開されて、新学期を迎える皆さんにちょうどいい作品ではないでしょうか。

 そうですね、ちょうど友達を作るときですもんね。

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