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特集(1)4度目の轟、どこからみてもこれぞバトラー

2014年1月23日

写真:「風と共に去りぬ」より、轟悠=撮影・岸隆子「風と共に去りぬ」より、轟悠=撮影・岸隆子

 専科の轟さんが最初にレット・バトラーを演じたのは、1994年の雪組大劇場公演。当時トップスターだった一路真輝さんを相手に、高嶺ふぶきさんや真矢みきさんらと役替わりでつとめたのを皮切りに、今回が4度目の挑戦となり、榛名由梨さんと並んで最多となっています。

 轟さんの彫刻のごとく端正な顔立ちにぴたりとハマるレットスタイルは、濡れたように光るリーゼントに南部の男らしい浅黒い肌と口髭がポイントで、大人の男の色気もここに極まれり。白いスーツに映える懐中時計の金の鎖さえキザで憎らしく感じてしまう。轟さん自身が重ねた年によってさらに渋さを増し、どこからみてもこれぞバトラー。もはや女性が演じているとは思えない轟さんのダンディーさが味わえるだけで、この公演はすでに成功と言えるかもしれません。

 そしてスカーレットを演じる龍さんは、男役の中でも中性的なタイプなだけに、この配役もまた絶妙でしょう。昨年演じたオスカルが好評でしたので、今回もハマるのは間違いなしとの予想通り、おなじみのスカーレット衣装も見事に着こなし、見た目も完璧です。激しい気性で、わがままも天井知らずなスカーレットは、とにかく元気いっぱい。この役を演じることが楽しくて仕方がない龍さんの気持ちが熱く伝わってくるよう。

 そんなパワフルなスカーレットを、手のひらで転がしてしまう轟レットの大人っぷりがまた、たまらないんですよね。

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