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特集(5)安心感と見ごたえ、この様式美は宝塚の財産

2014年1月23日

写真:「風と共に去りぬ」より、左から龍真咲、轟悠=撮影・岸隆子「風と共に去りぬ」より左から龍真咲、轟悠=撮影・岸隆子

 舞台稽古終了後の囲み会見で、脚本・演出の植田紳爾さんは、「大劇場とは違った演劇性の強いものを作りたかったが、轟と龍はしっかりと作り上げてくれた」と、制作者としての喜びを語っていました。

 いつも宝塚人生の節目にバトラー役がやってくるという轟さんは、龍さんの元気さに押され気味ですと笑いながらも、「毎日、息の合い方が違うので、そういうところも感じてほしい。いい意味で火花を散らしたい」と意欲を燃やしています。

 龍さんは、ポスター撮影時には恥ずかしくてしょうがなかったスカーレットスタイルも、今ではすっかり違和感もなくなったそう。「轟さんの近くで演じられる運命に感謝しながら、元気いっぱい、生命力を感じてもらえるように頑張ります」と、寄り添う姿がまた、可愛さ満点でした。

 「風共」はやっぱり宝塚の財産と呼ばれるにふさわしい、安心感と見ごたえを与えてくれます。「ベルサイユのばら」と同様、古典的と言われようとも、この昔ながらの様式美はやはり何物にも代えがたい。伝統を受け継いでいくことで、宝塚歌劇は100年間も続いてきたことを、改めて感じさせてくれる舞台でした。

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◆「風と共に去りぬ」
《梅田芸術劇場メインホール公演》2014年1月11日(土)〜27日(月)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/372/index.shtml

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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