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特集(1)似ているようで違った、プリマドンナと宝塚トップ

2014年1月24日

写真:音月桂撮影・宮川舞子

――TBS新春ドラマスペシャル“新参者”加賀恭一郎「眠りの森」に出演されたそうですが、人気シリーズのお正月放映のドラマということで、注目作だと思うのですが。

 そうですよね。お正月に皆さんご家族やお友達とゆっくりして、ちょうどいい時間に放映されると思うんです。緊張しますね(笑)。

――出演が決まったときはいかがでしたか?

 すごく嬉しかったです。多くの皆さんがご存知の作品で、あとは東野圭吾さんの原作シリーズが好きという方もたくさんいらして、キャストの方も豪華な方ばかりでしたので、嬉しさ反面ドキドキする気持ちも実はありました。台本を頂いたときに、バレリーナの役というお話を頂きました。宝塚ではあまりバレエに重きを置いた作品はなかったんですけれど、踊りを踊ることだったり、女性ながらに仕事を充実させている方の役だったので、面白そうだなという興味もありましたね。

――作品のHPに(伊與田英徳)プロデューサーが高柳亜希子役に起用した理由として「プリマとしてのカリスマ性が必要な重要な役どころで、それを背負ってバレエ団の顔としてこの役を演じて頂ける方は宝塚でトップスターであった音月さんしかいない。音月さんは『凛とした強さ』を秘めている」とコメントされていましたが…。

 嬉しいですよね。ちょっと照れくさいなぁ(笑)。ファンの方からのメッセージでも、伊與田プロデューサーのそのコメントがすごく嬉しかったですと頂いたりして、嬉しかったですね。

――ご自身のコメントでも「プリマとしての責任や孤独、葛藤…色々なものを背負い戦っている」とあって、宝塚のトップだったこととリンクしてしまうのですが。

 私もそういう意味では、撮影が始まる前に高柳亜希子役に自分がリンク出来るんじゃないかなと、期待もしていたんです。でも実際にはじまってみると難しかったですね。宝塚のトップとして色々背負ってきたことと、プリマドンナとして背負うことが、似ているようでまた少し違いました。あとはバレエも実際に踊るということで、作品に協力されているKバレエカンパニーへお邪魔させて頂いて、レッスンなどもしたんですけれど、皆さんのレベルの高さはもちろんのこと、ご自身が持っている目標や向上心がストイックですごかったんです。もちろん宝塚もそういう部分があるのですが…。男性もいらっしゃるのは宝塚と違いますね(笑)。久しぶりにちゃんとバレエをやって、振付もして頂いて、新たに身が引き締まりました。

――バレリーナってちょっと修行僧のようというか…。

 本当に!それこそ「ストイック」という言葉があう職種ですね。セリフや歌がない分、いかに自分の体全身を使って表現するかということにかけていらっしゃるんじゃないでしょうか。色々な食事、健康管理なども、私たちが思っているよりもハードにやっているというのが尊敬できるし、すごい世界だなと。それを小さい頃から続けていらっしゃるんですよ。女性って体が子供から大人に変わるときがあるじゃないですか。多分そこでバランス感覚とかが変わってくるんですよね。メンタル面もそうだと思うのですが。そういうところも壁にぶつかったり、乗り越えたりするんだろうなというのが、皆さんの稽古姿を拝見するなかで伝わって来て、ドラマの中のプリマドンナという役ではあるけれども、生半可な気持ちでやりたくないなと思いました。そういうところも汲んで出来たらなと。

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