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特集 (4)ミュージカルでは珍しく、生声での芝居

2014年2月18日更新
写真:「ザ・ビューティフル・ゲーム」公演より 「ザ・ビューティフル・ゲーム」公演より

 重いテーマを持つシリアスなストーリーだが、先にも書いたように、対面式のセンターステージや、二階部分や客席までも駆使した躍動感のあるステージが、終わりのない戦いに心身を削る若者たちの叫びを後押しし、一気に見せきる。また、昨今人気のプロジェクションマッピングを使用せず、大きな布を駆使して有機的かつ幻想的な空間を作り出す演出も新鮮だ。また、ミュージカルでは珍しく、芝居部分はマイクを通さない生声を採用。長年蜷川幸雄のもとでアシスタントを務め、本作がミュージカルデビューという演出家・藤田俊太郎ならではのこだわりといえよう。

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