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特集 (1)中途半端は、やだ!

2014年3月11日更新
写真:「Paco ~パコと魔法の絵本~」安倍なつみ囲み会見より=撮影・桝郷春美 「Paco ~パコと魔法の絵本~」安倍なつみ囲み会見より=撮影・桝郷春美

――東京公演が2月25日に終わったばかり。安倍さんは子役の2人とも仲がいいらしいですね。

 今回のカンパニーは家族のような温かさがあります。(西岡)徳馬さんは67歳で、最年少の(谷)花音ちゃんは9歳。いい空気感で毎日舞台に立たせていただいてます。花音ちゃんと、咲麗花ちゃん、2人の子役の女の子とは一緒に交換日記や、メールを毎日やりとりするぐらいとても仲良しです。今日も私が大阪にキャンペーンに行くって言ったら、私「べーちゃん」って言われてるんですけど、「べーちゃんがんばってね。また金沢でね」って話をしたり、いつも私は2人に癒やされてます。

――メールされてるんですね。

 子役2人と私の3人のグループと、キャスト全員でやってるLINEのグループがあります。いつも花音ちゃんの「おはよう」から始まって、みんな「おはよう、おはよう」って続いて、気付いたら50件ぐらいになっていたりするんですけど(笑)、すごくいい関係です。

――今回、安倍さんの役は男勝りで、口調が荒いようですが。

 そうですね。「ひとり敬語撲滅運動」をしていると私は思っています(笑)。

――普段からですか?

 普段もちょっと出てしまうこともあるんですけど、言葉の荒さも光岡のキャラクターの一つですので。

――演じているうちに、荒っぽい言葉が板に付いてくることもあるんですか?

 板に付いてるかはわかりませんが、ずっと光岡役を演じているので、荒々しい言葉を使う理由や、患者さんとの向き合い方に光岡なりの筋が通ってるな、と私は感じています。不自然さはまったく無いですね。

――思わず実生活でも出てしまうことも?

 友達にアドバイスする時に、つい腰に手を当てて、上から目線で「あのさあ…」ってなっちゃって(笑)。公演期間中はやっぱり、自分の中に役が宿っているような感じがあるので、いけないと思いながらも、普段の自分プラス男勝りな感じが出ちゃったりします。

――役と似ていると感じる部分は、これまでの公演であったのでしょうか?

 その時の心理で感情が重なるというか、不思議な感覚になることはあります。お芝居をしてる時は、まったく自分自身が消えるというか、役として立っていますので、自分かどうかはわからないですね。こういう人がいるんだなと感じてもらえればと思って存在してます。今回の役は、怒りや熱い感情がある役なので、こみ上げてくる瞬間は多々ありますね。

 でも白黒はっきりさせたい、そういう部分は似ているんだと思います。中途半端は、やだ!、そこのぼんやり感、何?みたいな(笑)。それはあるかもしれないですね。

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