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特集 (4)BADBOYSの公演、6日間で18曲の振りを

2014年7月3日更新
写真:大貫勇輔=撮影・岸隆子 大貫勇輔=撮影・岸隆子

 「ピーターパン」の全国ツアーを終えると、すぐに「ロック・ザ・バレエ2」がスタートする。3月末にはBAD BOYSのメンバーとして、「ロミオ&ジュリエット」のドイツ公演に参加した大貫。その際、これまでにない良い経験ができたと語る。

 「彼らはリハーサルと本番を含めて、長い期間作品に関わってきているけど、僕はワールドツアーの一番最後に参加したので、リハーサル期間が4日しかなくて。一番大変だったのが、ゲネプロ(最終通し稽古)がなかったことです。照明も音楽も合わせず、踊る位置だけ確認したら、「もう本番です」って言われて、衝撃を受けましたね(笑)。だから初日はかなり緊張しました!早替えも結構あるから、裏の導線とか何回もシミュレーションしたけど、手が震えてボタンが留められなかったりして(笑)。全くお客様のことを考える余裕がなかったです。でもそれで底力がついた気がしますし、良い経験ができましたね」

 アメリカでも8日間しかリハーサル期間がない中、6日間で18曲の振りを覚えた大貫。カンパニーを主宰するラスタ・トーマスも、その振り覚えのスピードに驚いていたそうだ。

 「ラスタには、こんな仕事普通は断るよって言われました(笑)。でも僕はそれだけ彼と仕事をしたかったし、それだけのチャンスだと感じたので、断る理由はなかったんです。受けたときは、こんなにもリハーサル期間が短いとは全く想像してなかったんですけどね(笑)。だから、これは与えられた試練、自分の努力次第でなんとかなるって思いながら、1日4曲ペースで覚えていきました。振り覚えが速いことには、ラスタもすごく驚いていて、褒めてくれましたね」

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