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特集 【夕刊タカラヅカ】雪組「伯爵令嬢」
早霧がラブシーン熱演、「壁ドン」も

2014年10月28日更新
写真:早霧せいな(右)と咲妃みゆ=(C)宝塚歌劇団 早霧せいな(右)と咲妃みゆ=(C)宝塚歌劇団

 【朝日新聞紙面より】ラブラブカップルが漫画から飛び出した――。雪組の早霧(さぎり)せいな、咲妃(さきひ)みゆの新トップコンビが日生劇場(東京都千代田区)で上演されている「伯爵令嬢―ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない―」でお披露目中だ。波乱のドラマだが、ラブシーンが注目の的となっている。

 「王家の紋章」で知られる漫画家、細川智栄子あんど芙~みん姉妹の原作。1979~84年に連載された。「関西出身の私たちにとって、宝塚での舞台化は夢でした」。制作発表での姉妹は少女のようだった。

 19世紀末のフランスを舞台に公爵家の子息で新聞王のアラン(早霧)と、孤児院で育ち、海難事故で記憶を失うコリンヌ(咲妃)の愛を軸にした人間模様が描かれる。記憶喪失、人違い、謀略。ひところの少女漫画の王道をゆく世界だ。

 どうしても君がほしい。壁際に女性を追いつめて告白する「壁ドン」を早霧が披露。咲妃を後ろから抱きしめるシーンも。早霧は長崎、咲妃は宮崎と九州出身コンビの熱いラブシーンに、見ているほうがぽっとする。

 アランたちを見守るじいや(真那春人〈まなはると〉)がとぼけたあたたかみをたたえ、いい味。専科の美穂圭子の歌声が舞台に深みを出した。

 演出の生田大和(ひろかず)は小学生のとき、「王家の紋章」を読んで夢中になったという。根っからのロマンチストなんですね。31日まで。(河合真美江)