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特集 (1)シカゴ「リアルな男に」「思いっきり体当たり」

2014年11月17日更新
写真:姿月あさと(右)と朝海ひかる=撮影・小玉重隆 姿月あさと(右)と朝海ひかる=撮影・小玉重隆

 姿月:初めて聞いたわ。またこうして一緒。ご縁があるかたって、いろんな形でつながっているんだなって。今回、私が求められるのはリアルな男。男役とは全く違うものとして挑んでいます。男って何だろう。もがき苦しんで、終わったときどれだけ自分が変わっているか。ワクワク感がある。宝塚は100周年だけれど、次の何かをしないといけない。新風を巻き起こさないと。いかに宝塚の固定観念をぬぐってもらうかも闘いのひとつだな。

 朝海:女性が男性を演じる価値観ですね。宝塚の男役は夢の中の男性。きれいに演じる。今回、私は女性役で、男性を相手にしているのと同じスタンス。ぶつかるときも思いっきり体当たりしています。ロキシー役は楽しいです。

 姿月:合ってるよ。運命のはまり役。宝塚で朝海はルドルフ(「エリザベート」の皇太子)やって、変わったでしょ。

 朝海:ターニングポイントというか。ルドルフの経験を通っていまの自分がいる。ロキシーもそうかも。

 姿月:コムちゃん(朝海)のチャーミングさとダンスのテクニックと、自分も知らなかった良さがいっぱい出てる。

 朝海:そう言っていただけてうれしいです。

 姿月:イエイ! 私は、コムちゃんが楽しそうにしているのを見るのが好きです。

 朝海:私、普段そんなに暗い? ずんこさんは「銀の舌」をもつ弁護士の役なので、半端ないセリフの量。ずんこさん、息継ぎしないでしゃべりますよね。歌うときも。いつ息してるの?

姿月:ブレスは長い。とにかく、ビリーが全部を操っているんだよ。

朝海:そうなんです。私をどう操ってくれるのかな。

■3役トリプルキャスト
 「シカゴ」は1920年代のシカゴを舞台に、愛人を殺した女たちが敏腕弁護士と無罪判決を勝ちとり、したたかに生き抜く物語。96年のリバイバル版がロングランとなり、リバイバル作品としてはブロードウェー史上1位、公演は7千回超に及ぶ。今回の宝塚OG版は、主な3役を元トップがトリプルキャストで演じる。
 19~30日に大阪・梅田芸術劇場(06・6377・3800)。1万3千円、9千円、5千円。(河合真美江)

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