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特集 【月刊タカラヅカ】星組
北翔海莉ラスト、感謝いっぱい「最大のライバルは」

2016年10月31日更新
写真:ファンに別れのあいさつをする星組トップの北翔海莉=3日午後、兵庫県宝塚市、滝沢美穂子撮影 ファンに別れのあいさつをする星組トップの北翔海莉=3日午後、兵庫県宝塚市、滝沢美穂子撮影

 【朝日新聞紙面より】激しかった雨は旅立ちのゆうべにやんだ。晴れ女と胸を張る星組トップスター北翔海莉(ほくしょうかいり)が3日、宝塚大劇場を相手役の妃海風(ひなみふう)とともに去った。「スタッフの支えと全力で応援してくれたファンのおかげです」と力をこめ、オーケストラにも感謝の言葉を忘れず。苦労人のタカラジェンヌらしい折り目正しさ。どこまでも、みっちゃん(愛称)だった。

 緑のはかま姿で臨んだ退団あいさつ。開口一番、己の弱さとの闘いだったと明かした。「最大のライバルは楽な方へ逃げようとする己でした。いま、弱い心に勝つ、自分の限界に挑戦する精神を身につけることができたと胸を張って言えます」。晴れやかな笑顔に客席のファンから声がかかった。「みっちゃん、ありがとう! 大好き」

 父と同じ自衛官になると思っていたが、学校の先生の勧めもあって宝塚へ。宝塚音楽学校から21年。4年前、専科へ異動という曲折もへたが「不屈の精神で応援してくれたファンがいた」。この日、「スタッフと目が合った瞬間、支えられてここまで来られたと実感した」と語るのも、いかにも北翔らしい。

 サヨナラショーは映画「サウンド・オブ・ミュージック」の名曲「すべての山に登れ」でしめくくった。どんな壁も乗り越えていけ! 次代を担う星組みんなへのメッセージだ。(河合真美江)