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物置を整理していたら、長く使っていないお茶わんを包んでいた古い新聞を発見。捨てようと思ったけれど、ついつい見出しに目を奪われて読み込んでしまい……。現代とは違う言葉遣いや懐かしい内容にぷっと噴き出す。そんな経験、ありませんか?
このコーナーでは、今では考えられないような表現や面白い出来事、現代の表記基準とは異なるような記事を、朝日新聞社のデータベースに残る過去の紙面から発掘。現在の校閲基準と照らし合わせてみて、現代風に朱を入れつつ書き直してみることを試みながら、昔と今の違いを楽しく探るコーナーです。昔の紙面と今の紙面、みなさんのお好みはどちらでしょう?
大煙突の頂辺から応援
警官を手古ずらせる若者
【川崎電話】四十余日にわたって闘争中の富士紡川崎工場争議は両三日前から幾分悪化の形勢であったが十六日午前五時の始業時に同工場構内の高さ三百尺の大煙突の頂辺に年齢二十四、五歳の男がよぢ登り頂上の避雷針に赤の大旗を結びつけ小旗を振りながら高声でストライキの扇動をしたため一時場内は騒然としたが警戒中の警官が駆つけ非常動員を行って厳重警戒したため平常通り就業したが居合せた争議団員●●●●外二十一名は総検束にあひ青年は五日分の食糧を携帯し頂上で握り飯を食ひながら赤旗を振って手こずらせてゐる・・・・・続きを読む
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