発想の転換が潜在力を引き出す
2010年08月03日
果たしてそうなのだろうか。管理職になるには、今の会社に長く在籍していなくてはいけないとか、枢要なポジションを経験していなくてはいけない、といった固定的な発想に捉われていないだろうか。
女性は出産など家庭の事情で仕事を辞める確率が高い。現在企業がとっている政策は、女性が子育てをしながら、一つの職場に長く勤め続けられるように配慮している。それはもちろん重要なことだが、いったん退職した女性を採用したり、前職での経験を活かした責任を与えることにも、力を注いではどうだろうか。 最近の若い世代をみると、男女とも転職への抵抗が少なくなっており、終身雇用の慣行は明らかに変化している。
自分自身の経験としても、銀行を退職したあと、再就職先を見つけるのは予想以上に大変だった。
夫の米国転勤に伴い銀行を退職した私は、 ・・・・・続きを読む
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- 根本直子(ねもと・なおこ)
スタンダード&プアーズ 金融機関格付部 マネジング・ディレクター。1983年、早稲田大学法学部卒業、日本銀行入行。退社後にシカゴ大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得しスタンダード&プアーズ入社。金融機関の信用力分析に従事。主な著書に「残る銀行、沈む銀行―金融危機後の構図」、「韓国モデルー金融再生の鍵」、「銀行経営の理論と実務」(共著)。金融審議会委員、財務省「国の債務管理の在り方に関する懇談会」メンバー、公認会計士審査会委員。日本金融学会会員。
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