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小此木潔
小此木潔

消費から見える脱原発への道

2011年12月17日

 節電商品にスマホ、フェイスブック…。なるほど、大震災は、節電=脱原発、「絆」グッズの売れ行きを加速した。まったく当然のことではある。

 そして我が家も節電に関してはそれを地で行く消費だったのだろう。これを書いているいまも、今夏18年ぶりに買ったエアコンが快適に作動している。「50円」というきょうの電気代を表示しながら、だ。

拡大家電量販店にずらりと並んだ省エネタイプのエアコン

 このエアコンの販売員の予言は見事に当たった。「これ一台で、おたくの節電対策は大丈夫ですよ」。ほんとかなあ、責任とるつもりはないだろうし…。でも、だまされたつもりで買ってみるか、といういい加減な消費だったのだが、結果は夏の電気代が4割減。なかなかのパフォーマンスには驚いた。この調子で、冬もお願いしたいが、さてどうなるのだろう。

 いずれにせよ、ハイテク日本はその従順な(?)国民の消費行動と相まって、 ・・・・・続きを読む

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プロフィール

小此木潔(おこのぎ・きよし)

群馬県生まれ。1975年朝日新聞入社。富山、奈良、大阪、ニューヨーク、静岡、東京で記者をしてきた。近年は日本の経済政策や世界金融危機など取材。2009年5月から東京本社論説委員室勤務、11年4月より編集委員。著書に「財政構造改革」「消費税をどうするか」(いずれも岩波新書)、「デフレ論争のABC」(岩波ブックレット)。

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