メキシコ・カンクンで開催されていた国連の気候変動会議が終了した。大きな期待が寄せられていなかったにもかかわらず、米中を含めた先進国・途上国双方が歩み寄り、合意に至ったことで、今後の交渉に向けて前向きな成果を生んだ。
国際交渉が各国の対策を加速することは間違いないが、交渉の外でも自然エネルギーの動きは着実に加速している。気候変動対策から最も遠いと思われそうな、世界の石油確認埋蔵量の6割を有する中東地域の動きも活発だ。
特に戦略的に行動しているのが、アラブ首長国連邦(UAE)である。・・・・・続きを読む
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- 大林ミカ(おおばやし・みか)
自然エネルギー財団ディレクター。日本の環境NPO「環境エネルギー政策研究所」副所長、駐日英国大使館の気候変動政策アドバイザーなどを務めたあと10年5月から国際自然エネルギー機関(IRENA)のシナリオ&政策・地域マネージャー。IRENAは09年に設立された自然エネルギー普及のための国際機関(www.irena.org)で、本部はアラブ首長国連邦アブダビ。2011年8月から現職。
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