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宝塚プレシャス

宝塚トピックス

大空祐飛さん ハウル いい時間をくれる相棒

(2007.08.10)
宝塚男役・大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さんの愛猫、ハウル(雄)=東京都世田谷区で、安藤由華撮影
宝塚男役・大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さんの愛猫、ハウル(雄)=東京都世田谷区で、安藤由華撮影

 ひとり暮らしでも1日1回は笑顔になれる。ハウルがいるからです。恋人みたい。ううん、息子かな。そうだ、相棒です。

 うちに来たのはおととし、「エリザベート」でオーストリアの皇太子ルドルフを演じるときでした。黄泉(よみ)の帝王トートに魅入られ、孤独を深め、自殺する役です。けいこを重ねるうち、たまらなくさみしくなって。生き物のぬくもりがほしかった。

 ペットショップで、「抱っこしませんか」とすすめられたのがこの子。やっぱり自分の世話でせいいっぱい、無理――。そう思ったとき、家族連れで来た小さな子が「このネコがいい」って言うんです。あわてて「私のネコですから」と連れて帰りました。

 家について鏡に映った自分の姿を見たとたん、わ〜っと毛を逆立てて部屋中を走り回った。どこかで見た場面。映画「ハウルの動く城」です。髪の毛の色が変わって大騒ぎするハウルの様子にそっくり。この名前に決まりです。

 「ただいま」と帰って、すぐ現れるのはおなかがすいている時。いつもは爆睡していて、半開きの目で「帰ってたんか」と出てくる。ひざをついてなでると甘えてつめをたてるので、ジーパンがいい感じにクラッシュしています。

 私が雑誌やテレビを見ていると「遊んでくれー」とチラチラ、ウロウロ。譜面や台本を読んでいると、仕事とわかるようで離れて寝ています。

 気分転換がへたで、仕事のことばかり考えて自分を追いつめてきた。それが変わりました。ときには緩めないと、いいものは生まれない。なんにも考えないで過ごせるいい時間を今、相棒がくれます。

 (聞き手・河合真美江 写真・安藤由華)

   *

 おおぞら・ゆうひ 東京生まれ。92年に初舞台を踏んだ宝塚歌劇団月組の男役。宝塚大劇場で「マジシャンの憂鬱(ゆううつ)」などに出演中。

 ハウル ロシアンブルーの2歳オス。

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