社会・メディア
朝日新聞社

革命メディア、発祥の地から(1) ツイッター、急成長の歴史

WEB新書発売:2010年6月25日
朝日新聞

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ツイッター誕生

 多くのIT企業を育ててきた米西海岸サンフランシスコ市。「SOMA(ソマ)」と呼ばれる新興オフィス街の一角、中規模なビルの6階に、米ツイッター社はあった。ワンフロアを使った本社事務所で、約200人が働く。
 利用者が1億人を超えたツイッター。世界をつなぐ情報ツールは、元をたどれば、3人の起業家たちがIT事業の苦境打開の副業として考えついた、小さなアイデアが原形だった。
 2005年。エバン・ウィリアムズさん(38)は、米グーグルを辞めた後で興した会社の行く末に、頭を悩ませていた。音楽・動画ソフトを検索・ダウンロードする「ポッドキャスティング」のサイトを運営する事業だったが、大手の米アップルコンピュータ(現アップル)が05年6月、自社ソフト「iTunes」に同様の機能を搭載すると発表したからだった。
 「何か副業ができないか」。ウィリアムズさんは、事業仲間のビズ・ストーンさん(36)、ジャック・ドーシーさん(33)に持ちかけた。
 ドーシーさんが、以前から温め続けていたアイデアを口にした。「自分が今何をやっているかを、いろんな友人と、ごく簡単に共有できるとしたら?」
 ドーシーさんは10代の頃から、書類や荷物を届けるため、人から人へ、街を縫うように走るバイク便を「クール(かっこいい)」と思っていた。どうすれば便が無駄なく街を回れるかに関心を持ち、独自の集配効率化ソフトを開発。大学時代には、それを売り込んで、実際にバイク便ビジネスにもかかわった。・・・

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革命メディア、発祥の地から(1) ツイッター、急成長の歴史
216円(税込)

言いたいことを手軽に書き込むことができるツイッター。06年3月のサービス公開以降、世界中の支持を集めて急拡大し、利用者は毎日約30万人のペースで増え続けている。どのように生まれ、成長していったのか。発祥の地、米西海岸からレポートする。[掲載]朝日新聞(2010年5月19日〜5月24日、4200字)

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