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朝日新聞社

「珍」自動販売機 だし醤油・かばん・仏像…

WEB新書発売:2010年8月20日
朝日新聞

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 日本は「自販機王国」といわれる。自動販売機の台数、種類とも世界的に群を抜いて多い。そのうえ、最近では、売っているものまで多種多彩になっている。各地にある「おもしろ自販機」を探してみた。


焼きアゴ丸ごと、だし醤油 広島

 焼きアゴ(トビウオ)を丸ごと一匹入れたうどんつゆ用の「だし醤油(しょうゆ)」の自動販売機が呉市にある。二反田醤油(江田島市)が出店しているうどん店の店先にあり、「風味がいい」と県外からも買いに来る人がいる。
 1991年創業。二反田博文社長(53)が、父が20年ほど営んだ醤油業を引き継いだ。昆布やかつお入りの定番に飽きたらず、いりこやエビなどを加えた試行錯誤でたどりついたのが、長崎・平戸産の焼きアゴだった。だし醤油に丸ごと入れると、1週間から10日で、味がまろやかになった。

 うどんつゆだけでなく、鍋物や煮付け、冷ややっこにも合う。味に自信を持ち、だし醤油の宣伝に、と3年ほど前に江田島の対岸にある呉市吉浦町にうどん店を出した。今年5月には呉市警固屋(けごや)4丁目に2号店がオープン。無休だが、営業時間は昼間だけ。
 「足を運んでくれるお客さんが、いつでも買えるように」と、2店の店先に自動販売機を置いたのだ。
 焼きアゴ入りだし醤油(500ミリリットルで650円)のほか、刺し身に合う甘口の醤油(同250円)、かきエキス入りの酢(同390円)など5種類。今秋からだし醤油3〜5本入りの贈答セットも店頭などで扱う予定だ。
 悩みはこの2〜3年、トビウオが不漁に陥っていることだという・・・

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