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政治・国際
朝日新聞社

連鎖する「大阪都構想」 危うさはらむ橋下流

初出:2011年2月3日〜2月5日
WEB新書発売:2011年3月4日
朝日新聞

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強烈発信、「都構想」の連鎖/「熱狂 選挙の舌戦超える」

 大阪府知事の橋下徹(41)は、ほろ酔いの上機嫌で懇親会を締めくくった。
 「河村さんや大村さんの応援に来て、こうやって雰囲気が変わっていくのかな。既存の政党じゃ何も変わらない」
 名古屋市長選告示を翌日に控えた1月22日。自ら率いる大阪維新の会の約100人と駆けつけ、前市長の河村たかし(62)らを応援した夜。ホテルの宴会場の丸テーブルには、中華料理が並んだ。
 河村は心地よさそうに酔いつぶれていた。河村と組んで愛知県知事選に出馬した前衆院議員の大村秀章(50)が「知事と皆さんにほれぼれしています」と叫んだ。
 大村が旧知の維新の会幹部に中京都構想を伝えたのは昨年11月下旬。橋下を引き込み「欲求不満の日本を変える大きな流れになるがね」(河村)という切り札だった。
 橋下や側近も「名阪連合」は4月の府議選、大阪市議選に向けた好機ととらえる。名古屋入りした22〜23日、河村らの街頭演説は「維新」と書いた約50本の緑色の幟(のぼり)を持つ同会のメンバーであふれた・・・

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