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社会・メディア
朝日新聞社

死刑囚 最後の言葉は? アメリカの刑事司法

初出:2011年6月20日〜6月23日
WEB新書発売:2011年7月29日
朝日新聞

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 市民が裁く陪審制が根付く米国で、刑事司法を中心に視察する国務省主催の交流プログラムに参加した。「見える刑事司法」の様子を報告する。

◇死刑をメディアにも公開
◇取り調べ録画、証拠にも
◇裁判後は守秘義務なし
◇公平な市民を入念に選ぶ


死刑をメディアにも公開

 米テキサス州ヒューストンから北へ車で1時間半ほど。ハンツビル刑務所には「Death House」という小さな看板が掲げられた平屋がある。「刑場」だ。

 死刑囚は、ここで遺書を書き、最後の食事をとったあと、執行室に入る。ベッドに仰向けに寝かされ、革製のベルトで固定される。別室からチューブが延び、点滴の針が両腕に刺される。3種類の薬物が注入され、死刑囚は眠りにつく。
 その前に、刑務所長は死刑囚に「最後の言葉は何かありますか?」と尋ねる・・・

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