国際化は難しいとされてきた日本の将棋だが、海外での関心が高まりつつある。国内では「将棋カフェ」が登場し、若い世代の将棋人口が増加している。
また、コンピューターソフトの実力は、プロを脅かすレベルに向上してきた。伝統的とされる将棋界に新たな熱気が生まれている……。その潮流とはいったい?
◇ネット対局、世界がハマる
◇グラス傾け、女子も「王手」
◇柔軟な発想力、塾も注目
◇ソフト進化、プロに肉薄
将棋の「聖地」、東京・千駄ケ谷の将棋会館にこの夏、目を引く「常連」が現れた。ポーランドの首都ワルシャワの大学でITを学ぶカロリーナ・ステチェンスカさん(20)だ。
初めての日本なのに、渋谷も秋葉原も京都にも行かず、連日、将棋会館の道場へ。空き時間があれば詰将棋を解き、唯一の遠出は将棋駒の産地で将棋資料館のある山形県天童市だった。
「インターネット将棋ばかりだったから、実際の対局は勉強になる」
3年半前、日本の人気マンガ「NARUTO」で将棋を指す場面に興味を抱き、ネットで学び始めた。道場での認定はアマチュア四段と、独学の外国人としてはかなりの強さ。最近はワルシャワのカフェで友人に教えるようになった。
「日本でプロになるのが夢」・・・
![]()
国際化は難しいとされてきた日本の将棋だが、海外での関心が高まりつつある。国内では「将棋カフェ」が登場し、若い世代の将棋人口が増加している。また、コンピューターソフトの実力は、プロを脅かすレベルに向上してきた。伝統的とされる将棋界に新たな熱気が生まれている……。その潮流とはいったい?[掲載]朝日新聞(2011年8月1日〜8月4日、4700字)
スマートフォン、iPadでも読めますこの商品のアドレスをメールで送る
![]()
WEB新書の料金のお支払いはクレジットカードでの決済となります。朝日新聞社が提供する課金・認証サービス「Jpass」への会員登録および、購読手続きが必要です。