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朝日新聞社

賞与をあてにするから貯まらない ローン返済か預貯金か投資か

初出:2012年5月29日〜5月31日
WEB新書発売:2012年6月22日
朝日新聞

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 生活に余裕がなくなり、蓄えが少ない家庭が増えています。夏のボーナス期を前に、お金をためる方法と、ためたお金を減らさないための知恵を探ります。

◇いくら備えたら安心?
◇預け方で差は出るの?
◇投資するなら…心得は?


いくら備えたら安心?

◎賞与あてにしすぎず
 もうすぐボーナスの時期。日本総研は、2012年夏の賞与の平均を民間企業(事業所規模5人以上)で35万4千円、前年に比べ2・7%減と予測する。
 「今年の夏もボーナスが減ったら、どうしたらいいか……」。東京都内に住む女性(42)が12年5月、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんの事務所を訪れた。
 高校生と中学生の子どもがいる4人家族。月13万円の住宅ローンを返済中で、「今までは、ボーナスのおかげで家計が赤字にならなかった」。
 会社員の夫(42)の2011年夏の賞与は68万円。まず生活費の不足分に14万円をあてた。年約30万円になる固定資産税や自動車税などの支払いにも、夏冬の賞与から15万円ずつ回した。子どもの洋服代や家族旅行などに30万円余り。急な出費に備え、賞与のたびに約5万円ずつためていた。
 だが11年冬、賞与は46万円に。クレジットカードの支払いや私立高の入学準備に全額が消え、固定資産税などの支払いにあてるため、貯金を崩さなければならなくなった。
 「今夏も厳しいと思う」。夫からは、こう伝えられている。さらに12年4月から、高校の授業料などに月平均約5万円かかっている。
 賞与が減ったままなら、どうすればいいのか・・・

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