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朝日新聞社

その部屋に入ってはいけない! 後悔する前に読む一人暮らしの知恵ベスト5

初出:2014年2月10日〜5月12日
WEB新書発売:2014年5月30日
朝日新聞

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 春〜夏にかけては進学、入社、転勤の季節。初めて部屋を選び、家具を買い、一人暮らしする人や、初めての自炊、初めての片付け……などなど、さまざまな「初めて」に立ち向かうシーズンです。こういう知恵は、ネットの不確かな情報や、身近な人のレクチャーだけでは、いまいちしっかりしたものが見つからないもの。新生活を始めるために、ぜひ知っていてほしいコツを、「部屋選び・家具選び」「安全」「衣類整理」「ベランダで野菜作り」「干し野菜で保存食」の5つにぎゅっとまとめてお伝えします。

◇第1章 ドキドキ一人暮らし
◇第2章 しっかり一人暮らし
◇第3章 衣類、たたむ収納術
◇第4章 ベランダで野菜づくり
◇第5章 干し野菜をつくろう


第1章 ドキドキ一人暮らし

◎早めに行動、下見は昼と夜に
 一人暮らしを始めるには、まずは部屋探しから。進学先や赴任先が決まり次第、動き始めよう。
 特に大学の新入生の部屋探しは、早まる傾向にあるという。大学生協九州事業連合の内田丈良さんは「昔は合格後に探すのが普通でしたが、今は受験を決めた段階で探し始める保護者が少なくありません」と話す。
 探す時は「家賃、場所、間取り、入居時期の4条件をあらかじめ決めて」と一人暮らしアドバイザーの河野真希さん。不動産会社のインターネットサイトなどで情報収集するのが効率的だという。
    ◇
 候補を見つけたら不動産会社に連絡し、必ず部屋の下見をしよう。「下見をしないで入居し、後悔する学生が毎年います」と内田さん。デジタルカメラやメジャーを持参。寸法を測って間取り図に書き入れ、室内外の写真も撮っておくと、物件の比較や家具を準備する時に役立つ。
 防犯は重要なチェックポイントだ。2階以上で、オートロック式の共用玄関があれば安全だと思いがちだが、全国防犯協会連合会の加藤久明さんは「共用玄関以外にも侵入できるルートがないか、隣接する駐車場の車や大型のゴミ箱などに上って2階へ侵入できないか、周辺の状況もよく確かめて」。
 昼と夜で、街の雰囲気ががらりと変わることも。物件が見つかったら、夜に誰かと一緒に通勤通学路を歩いてみて、危ない場所がないか確認しよう。
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 部屋を申し込んだら、引っ越しの準備に入る。「いくつかの業者の見積もりを比較して」と河野さん。荷物が少ないならレンタカーで運んだり、宅配便を利用したりするのも手だ。
 家具や家電を準備する時は、買い過ぎに注意する。あれもこれもとそろえてしまわず、「最初は冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、寝具といった最小限のものを用意し、あとは生活しながら買い足していく方がいい」。例えばフローリングのワンルームマンション。床は拭き掃除で済ませてしまい、せっかく買った掃除機が無駄になった、などという話も聞くという。
 単身赴任など短期間の一人暮らしなら、レンタルを利用するのも方法だ。レンタルサービス「かして!どっとこむ」の2013年の利用は、前年比27%増の約3万3千件。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジの中古家電4点セットのレンタル料は2年間で5万9千円で、普通に使って故障した場合は無料で交換できる。
 ただ、家電量販店で新品を購入する場合も同じくらいの額でそろえられるので、使用期間や処分時のリサイクル料、収納場所などを考えて、レンタルか購入か、中古か新品かを選択したい・・・

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