【お知らせ】WEB新書は閉店しました。

文化・芸能
朝日新聞社

日本のマイアミ?舞浜案内 ディズニーからヘリ遊覧まで

初出:2015年5月30日〜6月23日
WEB新書発売:2015年7月16日
朝日新聞

このエントリーをはてなブックマークに追加

 東京ディズニーリゾートのあるJR舞浜駅。舞浜はディズニーワールドのある米フロリダ州の海岸「マイアミビーチ」にちなんで命名された。その舞浜を記者がぶらり散歩。「夢と魔法の王国」なるほど話や、羽田空港沖合へのクルージング、露天風呂、貸し切りヘリでの遊覧飛行など、名所を案内する。

◇第1章 ここは夢と魔法の国 
◇第2章 演出あれこれ「イースター」
◇第3章 人魚姫の舞台、最新技術で
◇第4章 困った時にはコンダクター
◇第5章 雨上がりのパフォーマンス
◇第6章 ミッキー満載、モノレール
◇第7章 ホテルの客室で主人公気分
◇第8章 TDLの隣も、催し多彩に
◇第9章 新鮮な地ビール、ファン増え
◇第10章 マリーナ、体験乗船が人気
◇第11章 源泉かけ流し、「通」も通う
◇第12章 資源ごみ、おしゃれに変身
◇第13章 貸し切りヘリで遊覧飛行


◇第1章 ここは夢と魔法の国

 東京ディズニーリゾート(TDR)最寄りのJR京葉線「舞浜駅」。舞浜は、ここの地名でもある。浦安市によると、舞浜は東京ディズニーランド(TDL)が建設されるため、ディズニーワールドのある米フロリダ州の海岸「マイアミビーチ」にちなんで命名された。


 半世紀前までは遠浅の海が広がっていた。しかし、今はその面影はない。当時、ここが「夢と魔法の王国」への玄関口に一変すると誰が想像しただろう。
 駅はTDLの開園から5年後の1988年12月に開業した。2001年9月の東京ディズニーシー(TDS)開園を前に、同年7月には大規模改築した。コンコースを2倍に広げ、エスカレーターを増設。住宅地へ通じる北口を新設し、現在の形になった。


 電車を降りた瞬間から、ディズニーの世界に引き込まれる。ホームから見える看板は、ミッキーマウスやシンデレラ城などTDR関連ばかりだ。運営するオリエンタルランドが構内の広告スペースをすべて買い取っている。
 南口からTDLに通じる歩行者専用通路沿いに、大きなスーツケースと帽子箱を並べたような建物がある。TDR関連商品を扱うショップ「ボン・ヴォヤージュ」だ。フランス語で「よい旅を!」という意味で、TDRを訪れたゲスト(客)を歓迎している。店内はぬいぐるみや文房具、菓子など約2500種類の商品が並ぶ。


 土産物は帰り間際に買うのだろうと思ったら、開店すぐから混み合うという。おそろいのカチューシャやかぶり物、衣類などを買う人が増えている。髪留めを買った会社員の菊地可純さん(23)は「気分を盛り上げるため。少し恥ずかしいけど、(TDLの)中に入れば大丈夫」と話した。
 同店リーダーの湊優さん(36)は「より近づきたい変身願望からでしょうか。取り扱う種類も最近かなり増えました」と説明する。
 店を過ぎてゲートをくぐれば、シンデレラ城がそびえるTDLが目の前に現れ、入場口はすぐそこだ。
 同社は23年度までに5千億円を投じる開発構想を進めている。TDLでは子どもに人気のエリア「ファンタジーランド」を17年春以降、約2倍に拡張。「美女と野獣」と「ふしぎの国のアリス」のエリアができる。TDSでは北欧をテーマにした新エリアを開発。その中で映画「アナと雪の女王」をテーマにしたアトラクションなどを設ける・・・

このページのトップに戻る