【お知らせ】WEB新書は閉店しました。

世相・風俗
朝日新聞社

マッチョな男に会いたくて リングに球場に…女子花盛り

初出:2013年10月18日〜2015年8月27日
WEB新書発売:2015年9月17日
朝日新聞

このエントリーをはてなブックマークに追加

 鍛え上げた体・全力疾走・正々堂々と闘う姿…。リングや土俵、球場に女性の姿が目立つようになっている。プロレス新興団体「ドラゴンゲート」は細マッチョが売り。体のキレを生かした空中技が多く、ファンの半数は20〜30代の女性。大相撲抱っこ企画には8千人の応募があった。プ女子=プロレス女子、スー女=相撲女子、オリ姫(オリックス)、G―jo(巨人)など、愛称も花盛りだ。女性たちが闘う男にはまるワケは――。

◇第1章 ハマっ娘・プ女子・スー女…闘うオトコに恋してる
◇第2章 いいじゃん、プロレス女子/鳥取出身「広く。」さんの著作に注目
◇第3章 脱「男臭さ」に活路/プロレス新興団体が人気
◇第4章 相撲女子、満開の春
◇第5章 私たち、コイしてます


第1章 ハマっ娘・プ女子・スー女…闘うオトコに恋してる

 スポーツ観戦の場に、女性たちの姿が目立つようになった。野球、プロレス、相撲……。「ハマっ娘(こ)」「プ女子」「スー女(じょ)」など、愛称も花盛り。何が彼女たちを引きつけるのか。
ピンクで彩り、ファン10倍に
 梅雨の晴れ間が広がった初夏の土曜日。プロ野球横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアムはピンク色の旗で彩られていた。広島東洋カープとの対戦のこの日、ベイスターズは女性客を意識した「ガールズフェスティバル」を企画。ブルーのストライプにピンクで「YOKOHAMA」のロゴが入った女性限定のユニホームを用意し、無料のヘアアレンジコーナーもつくった。スタンドは2万8962人と満席。半数以上が女性だった。
 女性3人で観戦に来ていた埼玉県川口市の会社員小野真弓さん(30)は、ベイスターズファンの彼氏の影響で球場に通うようになった。「球場のライブ感がたまらない」。この日は3人そろって特別ユニホームで応援。レフト側スタンドからは赤い服の広島ファン「カープ女子」が大声援を送った。


 ベイスターズによると、ここ数年女性ファンの増加は著しく、公式ファンクラブの女性会員数は4年前に比べ10倍に。女性ファンの愛称「ハマっ娘」も定着しつつある。


 他球団でも、愛称は浸透し、「オリ姫」(オリックス)、「G―jo(ジージョ)」(巨人)、「TORACO(トラコ)」(阪神)など、女性ファンの存在感は高まっている・・・

このページのトップに戻る