世相・風俗
朝日新聞社

セックスレスでも幸せ 拒まれた僕は…全否定された気分

初出:朝日新聞2015年7月21日、8月18日、9月15日
WEB新書発売:2015年10月15日
朝日新聞

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 1日1ハグ。しょっちゅうキスするし、お風呂も一緒。話もたくさんするけど、セックスはまったくない。「仲いい=セックスって思いこみですよ」と40歳の女性は語る。一方、44歳男性は拒まれると全否定された気持ちになる。家事は何でもやってきた。「これだけやっているのに、なんで応じてくれないのか」。怒ってモノにあたったことも。「40代になると性欲が衰えると聞きますが、違う。心のみならず、体のつながりがほしくなるんです」。ひとにはなかなか言えないセックスの悩みを読者たちが打ち明けます。

◇第1章 すれ違い、男も悩んでる
◇第2章 「なし」でもいい関係
◇第3章 抱かれる性、呪縛解いて


第1章 すれ違い、男も悩んでる

 女性だけではない、私たちも悶々(もんもん)としている――。男性の声が「オトナの保健室」に届きました。今回は、パートナーとのすれ違いに悩む男性の気持ちを。

◎求める僕が悪いの?
 ■夫は44歳、妻は47歳。ともにフルタイムの専門職に就き、休みが合うのは月1回ほど。夫は意を決して誘うが、「子どもが起きたらどうするの。そんな気になれない」と拒まれる。全否定された気持ちになる。
    ◇
 3人目の子が生まれてからかな、妻に受け入れられなくなったのは。家事は何でもやってきたんです。掃除や洗濯、泊まりの勤務から帰宅した後でも夕食をつくります。
 これだけやっているのに、何で応じてくれないのか。小間使と思われているのか。いやいや、家事の見返りとして求める自分が悪いのか。拒否されることを受け止められず、怒ってモノにあたってしまい、壁に穴をあけたこともあります。でも、妻に手だけはあげちゃいけないと。
 僕は学生のころ、モテなくて。男女づきあいの多い同級生がうらやましかった。いまも劣等感のかたまりのような気持ちは消えません。妻の気持ちがほかの男性に向いてしまうんじゃないかと不安です。
 40代になると性欲が衰えると聞きますが、違う。心のみならず、体のつながりがほしくなるんです。仕事中も妻に拒まれたことを思い出して落ち込みます。死んだほうがましかも、と悩んでしまって。
 今年、自殺する人が多いある場所に行きました。崖っぷちに立って、いざ飛び降りようと海をのぞきこんだら怖くなり、引き返しました。
 妻に依存しすぎているのでしょうか。「きょうはそんな気分じゃないんだね」と、妻の言葉に素直に耳を傾けられる男にならないといけないのでしょうか。妻との性行為はどうしてこんなに難しいのでしょう・・・

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セックスレスでも幸せ 拒まれた僕は…全否定された気分
216円(税込)

1日1ハグ。しょっちゅうキスするし、お風呂も一緒。話もたくさんするけど、セックスはまったくない。「仲いい=セックスって思いこみですよ」と40歳の女性は語る。一方、44歳男性は拒まれると全否定された気持ちになる。家事は何でもやってきた。「これだけやっているのに、なんで応じてくれないのか」。怒ってモノにあたったことも。「40代になると性欲が衰えると聞きますが、違う。心のみならず、体のつながりがほしくなるんです」。ひとにはなかなか言えないセックスの悩みを読者たちが打ち明けます。[掲載]朝日新聞(2015年7月21日、8月18日、9月15日、6700字)

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