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朝日新聞社

相続制度大改正 知らなきゃ損をする改正試案8つのポイント

初出:朝日新聞2016年8月24日〜9月3日
WEB新書発売:2016年9月29日
朝日新聞

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 人が亡くなると、お金や土地は残された遺族が引き継ぎます。高齢化が進むなかで、この相続制度の見直しがいま、検討されています。大幅な改正は1980年以来のことです。現状や見直しのポイントを、8回のシリーズで紹介します。

◇第1章 進む高齢化、関心高まる
◇第2章 結婚期間、遺産の取り分に反映?
◇第3章 預貯金も遺産分割の対象に?
◇第4章 配偶者が住み続ける権利は?
◇第5章 「遺留分」、金銭で支払いが原則に
◇第6章 遺言の「全文自筆」に緩和案
◇第7章 長男の妻、介護した義父の遺産もらえる?
◇第8章 同性婚や事実婚なら遺産どうなる?


第1章 進む高齢化、関心高まる

 「家族の一部が勝手に話を進めている」「お互いの言い分が対立している」……。コンサルタント会社「夢相続」(東京)には、こんな相談が寄せられる。同社が昨年までの9年間で受けた遺産分割の相談399件のうち、もめる相手は兄弟姉妹が最も多く、3分の2を占めた。「争族」と呼ばれるほど、トラブルに発展してしまう例は多い。
 「近年は離れて暮らす家族が多く、コミュニケーションの希薄さが争いを生んでいる」と曽根恵子社長はみる。2014年の国民生活基礎調査によると、65歳以上のいる世帯のうち、一人暮らしか夫婦だけの世帯は過半数に及んだ。他方で15年1月、相続税が増税された。都内のある税理士は「相続税に関する相談が以前の2〜3倍に増えた。相続への関心は間違いなく高まっている」と話す・・・

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相続制度大改正 知らなきゃ損をする改正試案8つのポイント
216円(税込)

人が亡くなると、お金や土地は残された遺族が引き継ぎます。高齢化が進むなかで、この相続制度の見直しがいま、検討されています。大幅な改正は1980年以来のことです。現状や見直しのポイントを、8回のシリーズで紹介します。[掲載]朝日新聞(2016年8月24日〜9月3日、9100字)

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