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朝日新聞社

鉄道が消えるということ 廃線決まった三江線ルポ

2016年10月27日
(5100文字)
朝日新聞

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島根県江津市と広島県三次市を108・1キロで結ぶJR三江線が2018年春、90年近い歴史に幕を閉じる。沿線自治体は代わりの交通をどう確保するのか、住民は何を思うのか。消えゆくレールの行方を探る。

◇第1章 JR西、三江線廃止届
◇第2章 「バス転換」唯一の道
◇第3章 まちの将来、住民不安
◇第4章 山間部走り、利用低迷


第1章 JR西、三江線廃止届


◎知事「代替交通全力で」
 島根県江津市と広島県三次市を結ぶ三江線(108・1キロ)の全線廃止を表明しているJR西日本の松岡俊宏・米子支社長が2016年9月30日、広島市の中国運輸局を訪れ、「鉄道事業廃止届出書」を提出した。届出書では、廃止予定日を18年4月1日とし、それまでの間にバスなどによる代替交通網の整備を進める。
 届出書では、鉄道の特性を発揮できていない▽地域ニーズに合致していない▽利用者減少に歯止めがかからない▽自然災害のリスクが高まっている――ことを廃止の理由としている。
 提出後に会見した松岡支社長は、交通網整備について「初期投資や一定期間の運行経費を負担する考えは変わらない。廃止しても地域から逃げることはなく、一緒によいものを作りたい」と述べた。受け取った側の鵜沢哲也・中国運輸局長も「通勤通学などのニーズに対応した新しい交通網を作りたい」としている。
 三江線をめぐっては、16年9月1日にJR西が廃止を表明。存続を求めてきた島根・広島両県の沿線6市町長らでつくる三江線改良利用促進期成同盟会も16年9月23日に受け入れを決めていた。
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鉄道が消えるということ 廃線決まった三江線ルポ
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島根県江津市と広島県三次市を108・1キロで結ぶJR三江線が2018年春、90年近い歴史に幕を閉じる。沿線自治体は代わりの交通をどう確保するのか、住民は何を思うのか。消えゆくレールの行方を探る。[掲載]朝日新聞(2016年10月1日〜10月16日、5100字)

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