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医療・健康
朝日新聞社

在宅医療の受け方 自宅で最期を迎えるためのQ&A

初出:2017年10月21日〜11月11日
WEB新書発売:2017年12月14日
朝日新聞

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最近、メディアで「在宅医療」や「在宅でのみとり」が特集されることが増えてきました。最期の迎え方に市民たちの関心が集まってきたと同時に、超高齢化の影響で病院のベッドが足りなくなってきているからです。在宅医療を受けるための心構えやコストなどについて、知っておきたいことをQ&Aの形でまとめました。

◇第1章 「自宅でのみとり」、注目されるのは?/超高齢化、病院ベッド足りず
◇第2章 「在宅医」って何をするの?/「治す」より「支える」がメイン
◇第3章 訪問看護師って何をしてくれるの?/「扇の要」患者・家族と密に関わり
◇第4章 医師や看護師以外の職種も関わるの?/「食べる」などチームで患者支援


第1章 「自宅でのみとり」、注目されるのは?/超高齢化、病院ベッド足りず

 ※得子=金融リテラシーを勉強中の元気な女子。金太郎=マネー情報に無関心で過ごしてきたのんびり男子。
    ◇
 金太郎(かねたろう) フリーキャスターの小林麻央さんが乳がんで入院していたけど、最後は在宅医療を受けて亡くなった、ということがニュースになったよね。夫の市川海老蔵さんに「愛している」と言って旅立った、と聞いて、泣いてしまった。
 僕ももうすぐ結婚するけど、最期は彼女にそう言って死にたいなあ。

 得子(とくこ) そうだね。自宅にいたからこそ、こういう最期を迎えられたのかもしれないわね。海老蔵さんも、自宅でおくってあげたことについて、「家族とともに一緒にいられて、本当にかけがえのない時間を過ごせた」と話していたそうよ。

 金 ところで「在宅医療」って、どんなことをやるの?

 得 患者が病院に足を運ぶのではなく、逆に医師や看護師が、患者の自宅や介護施設を訪問して治療やケアをするのよ。要介護の高齢者が対象になることが多いけど、障害児や神経難病の人たちも対象になるわ。

 金 へー、全然知らなかった。で、なんで在宅医療が注目されるようになったの?

 得 背景には・・・

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