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朝日新聞社

荒木大輔・水野雄仁のいた甲子園 あの夏をふりかえる

初出:2014年4月15日〜6月21日
WEB新書発売:2018年3月22日
朝日新聞

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早稲田実業出身でプロ野球・ヤクルトに進んだ荒木大輔氏と、池田高校出身で巨人に進んだ水野雄仁氏。甲子園のヒーローだった2人は、1982年夏の準々決勝で対戦していた――。1980年代前半といえば、テレビでは武田鉄矢主演のドラマ「3年B組金八先生」や、久米宏司会の歌番組「ザ・ベストテン」が人気を集めていた。当時の興奮を振り返るルポ。

◇第1章 水野雄仁・荒木大輔のいた夏
◇第2章 ビールケースが消えた
◇第3章 「すごいやつが入るらしい」
◇第4章 直球とカーブそして制球力
◇第5章 「甲子園、僕は5回行きたい」
◇第6章 「ダイちゃん」は全国区に
◇第7章 初々しさ、ファンの心つかむ
◇第8章 バットの音がこだまする
◇第9章 畠山の球は「ゴーってくる」
◇第10章 1年目の敗戦、苦難の始まり
◇第11章 山あいの町、みんな応援団
◇第12章 「俺より球が速いのかな」
◇第13章 女の子も度が過ぎると…
◇第14章 守ってくれる仲間がいた
◇第15章 「誰?この人」傷ついた
◇第16章 文化祭、野球部は登校禁止
◇第17章 最後の夏、最強のメンバー
◇第18章 副部長1年目、34歳の提案
◇第19章 「ウエートを生かせないか」
◇第20章 一冬を越して体は変わった
◇第21章 早実に流れた安堵の雰囲気
◇第22章 頭抱えた蔦監督「終わった」
◇第23章 「荷物をまとめておけ」
◇第24章 気まぐれに雨はあがった
◇第25章 万全の池田、名将の読み通り
◇第26章 「肉を食わせることじゃ」
◇第27章 「腰が太く丸太ん棒みたい」
◇第28章 マウンドで荒木を待った
◇第29章 3番江上に神が舞い降りた
◇第30章 内角のひざ元、球筋見えた
◇第31章 低い弾道、右翼スタンドへ
◇第32章 この一発が人生を変えた
◇第33章 荒木像を壊した「打てる」
◇第34章 投げさせる球がなくなった
◇第35章 やまびこ、恐怖の9番打者
◇第36章 まさかのスクイズ、3点目
◇第37章 2点返した早実に痛いミス
◇第38章 「畠山さんを男にしたい」
◇第39章 なんで俺が4番じゃないの
◇第40章 プロ入りを確信した2ラン
◇第41章 降板の荒木「負けたな」
◇第42章 2番手石井からも満塁弾
◇第43章 気持ちは完全に切れていた
◇第44章 「悪役」から、池田の時代へ
◇第45章 教員退職の年に全国制覇
◇第46章 翌年、主役のバトンは「KK」へ
◇第47章 癖は見抜かれていたのか
◇第48章 32年が経ち、先生に聞きたい
◇第49章 息子には大輔と名付けた


第1章 水野雄仁・荒木大輔のいた夏

◇1982年8月18日 準々決勝 第3試合
 早稲田実(東東京) 000 002 000|2
 池田(徳島)    230 002 07×|14
 
 甲子園のアイドルは、やまびこ打線にのまれていった。1982年夏、それは、5季連続出場の早稲田実から池田へ、高校野球界の主役のバトンタッチでもあった。

 あらき・だいすけ 東京都出身、49歳。1980年夏、早稲田実の1年生投手として甲子園に出場し、決勝で横浜に敗れる。春夏合わせて5回連続出場。82年秋のドラフト1位でヤクルトに入団。96年に横浜で引退。プロ通算39勝49敗2セーブ。現在はNHK解説者、サンケイスポーツ評論家。
    *
 みずの・かつひと 徳島県出身、48歳。2年生だった1982年夏に5番打者として池田を初優勝に導く。翌年の選抜大会はエースとして夏春連覇を達成。83年秋のドラフト1位で巨人に入団し、96年引退。プロ通算39勝29敗17セーブ。現在は日本テレビ解説者、スポーツ報知評論家。


第2章 ビールケースが消えた

 橋上(きょうじょう)駅とは駅舎部分が線路をまたぐようにつくられた駅をいう。東京都練馬区にある西武新宿線武蔵関駅もその一つ。準急と各駅停車が停車する。・・・

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