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世相・風俗
朝日新聞出版

412人調査、アラフォー離婚の境界線 離婚をした人、とどまった人

WEB新書発売:2010年11月26日
AERA

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412人調査、アラフォー離婚の境界線 離婚をした人、とどまった人

 夫婦なら一度や二度はあるだろう。「離婚してやる!」と思ったこと。
 アラフォー世代が天秤にかけるのは、別れるリスクと今後の人生。
 マイホームや子どもは、結婚の財産か、しがらみか。




 東京スカイツリー、こんなに高くなったのか。妻も見上げているだろうか。
 浅草の裏通り。タツヤさん(44)は1人乗りの人力車の上で、6年間の結婚生活に思いを馳せていた。ひき手の青年はそんな心境を察してか終始無言。後ろには別の人力車に乗った妻が続き、「参列者」がぞろぞろ歩く。行列が放つ異様なオーラに、外国人観光客や商店のおじさんが振り返る。
 2台の人力車は古びた民家に横づけされた。ここで始まるのが2人の「離婚式」なのだ。
 離婚式プランナーの寺井広樹さん(30)が離婚の経緯を説明し、スピーチに頭を悩ませていた友人代表が前へ。
「このたびは円満離婚おめでとうございます」
 誰も笑わない。タツヤさんと妻はハンマーを握り、結婚指輪に振り下ろした。2回目で指輪はぺしゃんこに。これが最後の共同作業となった。緑茶を飲みながら友人による民謡の演奏を聴き、1時間で解散した。・・・

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