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世相・風俗
朝日新聞出版

本当にコレでお金貯まるの? 年収308万円で年貯蓄470万円の真実

初出:2014年9月22日号
WEB新書発売:2014年9月25日
AERA

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 景気は回復していると言われているけれど、そんな恩恵は少しも受けていない。だから、相変わらずお金は貯まらない。そんな事態になってはいませんか? でも、どんな時代でも確実にお金を貯め込んでいる人はいるもの。資産があるから? 運がいいから? 年収が高いんじゃない? いえいえ、答えは努力をしているから、です。電車内でのスマートフォン、国税庁のホームページ、夫婦間の約束事……。そんな所にも、お金の匂いはプンプン漂っているのです。

◇副業をしている 朝は資産運用、夜にポイント稼ぎ
◇節税をしている 住宅控除を使ってプチ贅沢
◇監査をしている 妻の抜き打ち査察で緊張感





 

副業をしている 朝は資産運用、夜にポイント稼ぎ

 「お金が貯まる人」というのは、年収の多い少ないはあまり関係ないらしい。
 昨年の給与年収308万円。なのに、昨年の貯蓄が470万円。名古屋市のNPO法人で働く男性(50)の貯蓄額に驚いた。一体、どういうことなのか。貯められない体質というか、宵越しの金は持たないというか、つまりは買い物大好きな記者としては、ぜひともこの方の貯蓄術にあやかりたい。
 「結局ね、お金がお金を生んでくれるということなんですよ」

◎マンションは現金払い
 8月現在、金融資産は3300万円。給与所得以外の副収入が月40万円以上。内訳は、資産運用による収入が月約35万円。今年4月に1500万円で投資用マンションを購入し、毎月6万円くらいの家賃収入が入ってくる。その他の収入が月1万円程度ある。不動産を購入したのは相続税対策だ。来月入籍する婚約者は11歳年下のため、彼女の老後も視野に入れている。
 貯蓄がもっとある人はいるだろう。だがこの男性、すでに3千万円以上の現金を支払っている。
 13年前に両親と自宅を建て直した。その額4500万円を3等分してそれぞれキャッシュで払った。さらにその後購入した、投資用マンションの1500万円も現金払いだ。
 不動産のような大きな買い物であっても、彼に「金利という余分な金を払わなければならない」ローンを組むという選択肢はない。
 大学を中退して、市役所に勤務した後、数度の転職を経て今年から現職。高収入の会社員でなくても、コツコツ貯めればそれなりの額が貯められるのだ・・・

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