医療・健康
朝日新聞出版

汗と涙のダイエット50年史 惨敗の歴史は繰り返す

2017年01月12日
(15500文字)
AERA

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 美容健康器「スタイリー」、紅茶キノコ、ぶら下がり健康器、美白ブーム、エアロビ、ビリーズブートキャンプ、ベストセラー「いつまでもデブと思うなよ」「タニタの社員食堂」…。減量やスタイルの良さ、美容・健康を求める潮流は、寄せては返す波のように何度も現れる。同じことの繰り返し? でも、やせたい。失敗を繰り返しながらも、我々は少しずつ賢くなっている―と信じたい。最新のダイエット・健康情報を紹介する。


第1章 来年こそ、正しくやせる/カロリーに惑わされたダイエット50年史

 あなたは言い訳するだろう。
 「忘年会シーズンだし」。お餅のように丸々とした面をぶら下げ、迎えるお正月。
 そしてこう思う。「今年こそはやせる!」。
 だけどそれ、去年も言ってなかった?
 ダイエットに近道はない。近道はないが正解はある。
 それは、太ってはやせ、リバウンドを繰り返しては新たなダイエット法に活路を求めた過去半世紀のダイエット史のなかにあった。
 そして最新ダイエット法に本誌記者も挑戦……結果は?

 さかのぼること36年前。手元にファッション誌「non―no」が1980年に特集したダイエット記事がある。特集のタイトルは「かえって太る間違いだらけのダイエット」。当時、野菜サラダを食べるダイエット方法が流行していたのだろう。
 「うさぎにだってデブがいる。野菜サラダはダイエットのスーパースターではない!」と題し、生野菜だけで約1カ月を過ごし半病人になった女性の体験談を紹介するほか、「マヨネーズやドレッシングには高カロリーのものもある」など、ダイエットの基礎知識が解説されている。
 ほかにもさまざま解説されているが、「2食主義は、かえって太る!」「どんな物を食べたか、食事メモを作ろう」など、今に語り継がれるダイエット法に言及している。
 前者は朝食抜きプチ断食ダイエットのようなもので、現在も評価は分かれる。後者は27年後、「レコーディングダイエット」としてダイエット界に大輪の花を咲かせた。
 今回、アエラではダイエット50年史を作成した(チャート)。寄せては返す波のように現れるダイエット法の数々。その移ろいから、我々は何を学べばいいのだろうか。そこに「正しい」やせ方にたどり着くヒントがあるはずだ。
 「ダイエット近現代史」をひもとくと、最初の出来事は半世紀前。戦後の食うや食わずの生活を乗り越え、経済白書に明記された「もはや戦後ではない」という言葉が流行語になったのが56年。そして戦後生まれの「団塊の世代」が成人を迎える67年、イギリスからファッションモデルのツイッギーが来日した・・・

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汗と涙のダイエット50年史 惨敗の歴史は繰り返す
216円(税込)

美容健康器「スタイリー」、紅茶キノコ、ぶら下がり健康器、美白ブーム、エアロビ、ビリーズブートキャンプ、ベストセラー「いつまでもデブと思うなよ」「タニタの社員食堂」…。減量やスタイルの良さ、美容・健康を求める潮流は、寄せては返す波のように何度も現れる。同じことの繰り返し? でも、やせたい。失敗を繰り返しながらも、我々は少しずつ賢くなっている―と信じたい。最新のダイエット・健康情報を紹介する。(2016年12月26日号、15500字)

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