世相・風俗
朝日新聞出版

結婚うまくいく人いかない人 一千人アンケートでわかった運命の分岐点

初出:AERA2017年3月20日号
WEB新書発売:2017年3月23日
AERA

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家にいても、夫との会話はメールのみ。寝室も15年近く別々だ。時折、洋服を取りに自室を出る姿を見かけるだけ。「そのほうが、変な喧嘩にならなくていい」――。誰もが幸せを願ったはずなのに、どうしてこうなってしまったのか。一千人アンケートと、石田純一さん、西原理恵子・高須克弥さんへのインタビューなどを元に、うまくいかない結婚生活のナゾに迫る。

◇第1章 結婚 うまくいく人、いかない人/1千人アンケートに見る結婚の真実
◇第2章 他の選択肢という呪い 家事レス・セックスレスという2大地雷原をどう渡る?
◇第3章 女性たちには感謝しかありません/俳優の石田純一さんに結婚・離婚・再婚を聞く
◇第4章 男と女は「文明の衝突」 高須克弥×西原理恵子が語り合う熟年カップルの処方箋


第1章 結婚 うまくいく人、いかない人/1千人アンケートに見る結婚の真実

 もともとは赤の他人の男と女。でも、誰も別れる前提で結婚はしない。夫婦という共同事業の黒字経営・高値安定はいかに可能か。
 うまくいく結婚、うまくいかない結婚、その分岐点は一体どこにあるのか?

[出会い] 心理的な合意形成が何よりも重要
 家にいても、夫との会話はメールのみ。寝室も15年近く別々だ。時折、洋服を取りに自室を出る姿を見かけるだけ。
 「そのほうが、変な喧嘩にならなくていい」
 会社員のTさん(女性・51)は、淡々とそう語る。夫は家の中にいる、ただの「他人」。そう割り切ったら、楽になれた。
 初めからこうだったわけではない。学生時代、音楽サークルの先輩だった四つ年上の夫。Tさんが社会人になってから交際がスタートし、25歳の時に結婚した。もう少し仕事を続けたかったが、ハネムーンで子どもを授かり、退職することにした。


 ひずみが生まれたのはその時からだ。Tさんが妊娠してもたばこをやめず、隣で平然と吸い続ける夫。出産後も、おむつ替えを頼むと「おしっこならいいけど、ウンチは嫌」と断られた。その後も家事や育児に協力しないばかりか、子どもの教育費すら負担しない。下手に出て頼むのもばかばかしくなり、「もう夫のことはケアしない」と決めた。5年ほど前から、食事も作っていない。
 離婚してもいいと思うときもあるが、ローンを完済した家を出ていくのも腹立たしいので、家庭内別居を続けようと思っている。
 Tさんは、たまたま相性の悪い相手と巡り合ってしまい、「運が悪かっただけ」なのか。程度の差こそあれ、パートナーとの関係に悩んだことがない夫婦などいない。結婚における成否の分岐点は一体どこにあるのか――・・・

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結婚うまくいく人いかない人 一千人アンケートでわかった運命の分岐点
216円(税込)
  • 著者編集部 市岡ひかり、柳堀栄子、竹下郁子、作田裕史
  • 出版社朝日新聞出版
  • 出版媒体AERA

家にいても、夫との会話はメールのみ。寝室も15年近く別々だ。時折、洋服を取りに自室を出る姿を見かけるだけ。「そのほうが、変な喧嘩にならなくていい」――。誰もが幸せを願ったはずなのに、どうしてこうなってしまったのか。一千人アンケートと、石田純一さん、西原理恵子・高須克弥さんへのインタビューなどを元に、うまくいかない結婚生活のナゾに迫る。(2017年3月20日号、15200字)

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