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朝日新聞出版

イヌ化するネコが増えている? イヌ派対ネコ派論争に新展開

初出:AERA2017年6月19日号
WEB新書発売:2017年7月13日
AERA

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犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工繁殖と給餌が野性を奪い、「犬っぽい猫」を増やしているのでは、という声が上がっている。ペットの世界に起きている異変とは? ペットの高齢化、認知症、看取りなど、ペット愛好家には見逃せない話題も含め、激変するペット事情をレポートする。

◇第1章 犬と猫、どちらが「最良の友」なのか/ネズミ消え家畜化進み猫が「イヌ化」?
◇第2章 看取りで後悔しない/決断が難しいペットの安楽死、笑顔で見送るために


第1章 犬と猫、どちらが「最良の友」なのか/ネズミ消え家畜化進み猫が「イヌ化」?

 都内のとあるマンションの一室。飼い主の女性(30代)が帰宅すると、
 「アンアン」
 と鳴いて出迎えたのは、犬ではなく猫のるりお(6)だ。生後間もなく河川敷で捨てられていたのを拾われてから、ずっと飼い主と一緒に室内で暮らしている。
 お気に入りの場所は、パソコンの裏。作業中の飼い主をずっと見守る。
 「るりちゃん」
 と飼い主が声をかけると、すぐに寄ってくる。ひっくり返って、前脚で後頭部を指して、「ここを撫でろ」と催促。
 飼い主が入浴中には脱衣所までついてきて見守っているので、自由に行き来できるようにドアは開けている。女性は確信する。
 「るりちゃんの前世は犬です」
 るりおは、呼べば近寄り、撫でられたがり、飼い主とのコミュニケーションが大好きだ。
 飼い主に対してどこまでもフレンドリーな犬に対して、『ツンデレ』な猫。人との積極的なコミュニケーション行動は犬の特徴で、これまで猫ではあまり見られないとされていた。
 ところが最近、るりおのような年中愛想のいい『犬っぽい』猫の姿がSNSなどを中心に多く見られるという。まさか、猫が「犬化」しているのか・・・

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イヌ化するネコが増えている? イヌ派対ネコ派論争に新展開
216円(税込)
  • 著者編集部・長倉克枝 写真部・松永卓也、編集部 大川恵実、編集部・小野ヒデコ 朝日新聞sippo・藤村かおり
  • 出版社朝日新聞出版
  • 出版媒体AERA

犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工繁殖と給餌が野性を奪い、「犬っぽい猫」を増やしているのでは、という声が上がっている。ペットの世界に起きている異変とは? ペットの高齢化、認知症、看取りなど、ペット愛好家には見逃せない話題も含め、激変するペット事情をレポートする。(2017年6月19日号、9000字)

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