社会・メディア
朝日新聞出版

稲垣、草なぎ、香取番組を実現させた アベマTV突破力の秘密

初出:AERA2017年11月13日号
WEB新書発売:2017年11月16日
AERA

このエントリーをはてなブックマークに追加

 それまでインターネットでの露出が一切なかった稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人が、事務所退所後初共演の場(「72時間ホンネテレビ」)に選んだのは、「Abema(アベマ)TV」。サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して2016年4月に開局。スマホ・タブレットのアプリやパソコンのブラウザで無料閲覧できるインターネットのテレビ局だ。デジタルネイティブの10〜20代を主要ターゲットとし、ネットやSNSとの親和性を重視する新時代のテレビ局は、従来のそれとどう違うのか。藤田晋社長のインタビューを交え、既存メディアにない「突破力」の秘密を探った。

◇第1章 AbemaTV突破力の源泉 「72時間ホンネテレビ」
◇第2章 番組発SNSを拡散/「タイムラインのジャック」がすべての源泉
◇第3章 「しがらみ」を疑ってます/AbemaTV藤田晋社長インタビュー
◇第4章 大企業が頼りにするのは「第3世代」ベンチャー/長谷川博和・早稲田大学大学院教授が語る


第1章 AbemaTV突破力の源泉 「72時間ホンネテレビ」

 日本中でどれだけの人が、カウントダウンを見つめながら11月2日の午後9時を待っていただろう。AbemaTV(アベマティーヴィー)の画面に映し出された稲垣吾郎さん(43)、草なぎ剛さん(43)、香取慎吾さん(40)の第一声は、「72」というタイトルの歌だった。
 「ありがとう、新しいこの場所が好きになった」
 と歌う3人。久しぶりの歌声を喜ぶコメントが並び、視聴数は約10分で100万にのぼった。
 「72時間ホンネテレビ」というタイトルの通り、11月5日午後9時まで72時間の生放送。「ありのまま」「感謝」をテーマに掲げた。
 AbemaTVは、サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して2016年4月に開局したインターネットテレビ局。スマホにダウンロードした専用アプリやパソコンのブラウザで無料で見ることができる。
 同局のオリジナル番組を統括する編成制作本部制作局長の谷口達彦さん(34)は、9月24日に番組について発表したときの興奮を、いまも覚えている。
 「歴史が変わると思いました・・・

購入する

この記事の続きは、WEB新書でお読みいただけます。

稲垣、草なぎ、香取番組を実現させた アベマTV突破力の秘密
108円(税込)

それまでインターネットでの露出が一切なかった稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人が、事務所退所後初共演の場(「72時間ホンネテレビ」)に選んだのは、「Abema(アベマ)TV」。サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して2016年4月に開局。スマホ・タブレットのアプリやパソコンのブラウザで無料閲覧できるインターネットのテレビ局だ。デジタルネイティブの10〜20代を主要ターゲットとし、ネットやSNSとの親和性を重視する新時代のテレビ局は、従来のそれとどう違うのか。藤田晋社長のインタビューを交え、既存メディアにない「突破力」の秘密を探った。(2017年11月13日号、11600字)

    スマートフォン、タブレットでも読めます。

    Facebookでのコメント

    このページのトップに戻る