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朝日新聞出版

気持ちよく遺産を分ける法 絆を強くする相続

初出:2017年12月25日号
WEB新書発売:2018年1月11日
AERA

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遺言は愛情を分け与え、争いを避ける「予防注射」とも考えることができます。相続を骨肉の争いの舞台にしないため、どうすればいいか。気持ちよく遺産を分けるためのテクニックをまとめました。

◇第1章 相続で絆を強くする/家族で学ぶ「お得」なテクニック
◇第2章 気持ちよく遺産を分ける/基本を知って家族の安心・安定を高める
◇第3章 心を込めた「想続」に/遺言は愛情を分け与え、争いを避ける「予防注射」


第1章 相続で絆を強くする/家族で学ぶ「お得」なテクニック

 この年末、ののちゃんが暮らす山田家で家族会議が開かれた。
 テーマは相続。「自身の死後も家族が幸せでいられるよう、今からみんなで考えたい」。父たかしの提案だった。
 高齢化社会の今、誰もが直面する相続問題。
 ぜひ、みなさんも一緒に考えてみませんか?
 
 2017年12月末、たまのの市にある山田家。朝日新聞朝刊の連載漫画でおなじみだ。年越しまで残り数日だというのに、大掃除などはどこへやら。こたつでミカンを食べまくるののちゃん(小3)のそばで、兄のぼる(中2)は居眠りをしていた。祖母しげ(70)と母まつ子(40)はテレビ番組に爆笑しながら、おしゃべりざんまい。年末の慌ただしさとは無縁の山田家には、いつものように、まったりとした時間が流れていた。
 そこへ父たかし(40)が帰宅。居間に入るなり開口一番に出た提案に、誰もが驚いた。
たかし「今から家族会議を開く。相続について考えよう」
まつ子「相続ってなんや?」
 ののちゃんは、ぽかんとしながら「それって食べられるの?」。・・・

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