科学・環境
朝日新聞出版

2018年はこれが来る! ネクストブレイクを徹底調査

初出:AERA2018年1月1日―8日号
WEB新書発売:2018年1月18日
AERA

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AIによる人間拡張、地域通貨、自動運転、ライドシェアやパーソナルモビリティー……。技術の進化が、今までも想像もしなかったような未来を切り開こうとしています。2018年の日本は、世界はどうなるのか。大胆に予測しました。

◇第1章 2018年はこれが来る!
◇第2章 乗り捨てても勝手に戻る/ちょっとそこまでお任せで移動できる
◇第3章 過疎も高齢も何のその/ニッポンは地方から変わる


第1章 2018年はこれが来る!

 人工知能(AI)の進化が著しかった2017年。知能だけだったAIは、「身体」を獲得しつつある。18年は、ロボットやウェアラブル機器によって、人間を賢くしたり、身体能力を高めたりする「人間拡張(Augmented Human, AH)」に注目が集まる。

 ヘッドマウントディスプレーと呼ばれる大きなゴーグルのような装置を頭に装着し、頭、腕、足などに小型のセンサーを付けた。両腕を振って歩き始めると、すぐ横にいるロボットも同じように両腕を振りながら、ウィーンという音を立てて、タイヤを回転させて前進した。
 ヘッドマウントディスプレー越しに自分の手を見ると、横にいるロボットの手。手を差し出して渡された風船をつかむ。風船は実際には自分の手ではなく、横のロボットがつかんでいるのだが、あたかも自分が風船をつかんでいるような気分になる。ふと横を見ると、自分の後ろ姿が見える。ロボットから見た視点をヘッドマウントディスプレー越しに見ているのだ。まるで、自分がロボットに乗り移ったかのような気分だ。
 この「分身ロボット」本体は、大手産業機械メーカーTHKが開発。人とロボットが同じ動きをするシステムは、新日鉄住金ソリューションズとNTTドコモが共同で開発した(写真)。


◎危険な現場で作業
 アニメーション制作などで使われる、衣服などにセンサーを付けて人の動きをリアルタイムで捉える「モーションキャプチャー」を活用。頭や腕、足、腰など全身17カ所に加え、両手に26カ所のセンサーを付ける。センサーから得た情報をロボットに1秒間に60回送ることで、人と同じ動きをロボットがスムーズに再現できる・・・

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2018年はこれが来る! ネクストブレイクを徹底調査
216円(税込)

AIによる人間拡張、地域通貨、自動運転、ライドシェアやパーソナルモビリティー……。技術の進化が、今までも想像もしなかったような未来を切り開こうとしています。2018年の日本は、世界はどうなるのか。大胆に予測しました。(2018年1月1日―8日号、13800字)

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