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政治・国際
朝日新聞出版

新明解・小沢語録辞典 「俺の改革は革命的な改革だよ」

WEB新書発売:2010年8月13日
週刊朝日

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「菅はもたん」
「財務省主導に逆戻りしてしまったよ」

 首相退陣論が噴出し、大荒れとなった7月29日の民主党両院議員総会。その『予兆』は、同日午前11時から始まった小沢グループ「一新会」の例会ですでに表れていた。
 この例会では、30人程度の主要メンバーが、東京・永田町の高級マンション「パレロワイヤル永田町」505号室に集まり、仕出し弁当を食べながら国会報告などをするのが常だが、この日の様相はいつもとは大きく異なった。
 どしゃ降りの雨の中、20人以上の番記者がたむろするパレロワイヤル玄関前に、鳩山グループの議員たちが、次々と姿を現したのである。
 鳩山由紀夫前首相の最側近の松野頼久前官房副長官、川内博史衆院議員……。
 例会に参加した一新会メンバーによれば、松野氏は、
 「この局面を打開できるのはやはり、小沢さんしかいないでしょう」
 と、「小沢擁立論」をぶったという。出席者から「そうだ、そうだ」と喝采を浴びると、さらにこう畳みかけた。
 「8月19日、鳩山グループは軽井沢で研修会をやりますので、皆さんもぜひ、来てください」
 同日正午過ぎ、東京・永田町の山王日枝神社前の坂を歩いて下り、パレロワイヤルのガレージにふらりと入ったのは、鳩山グループの平野博文前官房長官だった。平野氏は記者に取り囲まれると、逃げるように中へ消えた。
 「平野さんは例会を開いていた部屋に来ると、冗談めかして、『行く部屋の番号を忘れたので、下にいた記者に聞いた。そしたら部屋を間違えました』とあいさつして出ていった。われわれの会合には参加しなかった」(前出の一新会議員)
 実は同時刻、同じパレロワイヤルの別室で、小沢氏の最側近とされる山岡賢次前国対委員長が『別の会合』を催していた。・・・

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