世相・風俗
朝日新聞出版

他人に言えない私たちの性 女性800人のセキララ白書

初出:週刊朝日2012年1月6日―13日号、20日号
WEB新書発売:2012年1月20日
週刊朝日

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◇私たちの性白書(SEX編)
◇私たちの性白書〈不倫編〉


私たちの性白書(SEX編)

 「夫婦の営み」がセックスを指したのは、もはや昔の話らしい。厚生労働省の調査ではセックスレスの夫婦は全体の40・8%にのぼるという。そこで本誌は、すでに閉経を迎えた団塊の世代からなんだか弱そうなロスジェネ世代まで、日本の女性800人に聞いてみた。あなたは最近、セックスしてますか?

 今から会いに行くよ。
 電話越しにそうささやかれるだけで、体が反応してしまう。
 「恥ずかしいんですけど、会いたくて、濡(ぬ)れてしまうんです」
 吉永小百合にも似た清楚(せいそ)な雰囲気。髪を耳にかけるしぐさが可愛らしいA子さん(51)はそう言って顔を赤らめる。自宅でサロンを経営している彼女のカレは、61歳の会社経営者だ。つきあって13年たつが、今も「週に1度」を欠かさない。
 「彼は今までつきあってきたなかで一番好きな人。こんなに長くつきあってこられたのはセックスの相性が良かったということがあるかもしれません。もちろん、お互いだんだん体力はなくなっているんだけど、年を重ねるごとにどんどんよくなっている」
 『草食』とよばれて久しい30代のロスジェネ世代の女性「ロスジェネーゼ」に比べ、今も現役感に満ちているのがA子さんのように、日本経済が右肩上がりの時代に青春を過ごした大人の女性たちだ。

◎30代後半で二極化する
 時代や経済状況によって恋愛やセックスはどう変わったのか。本誌では、30代から60代の女性800人(各世代200人ずつ)を対象に、インターネット調査をした。
 まず、彼女たちはどのくらいセックスをしているのだろうか。夫やパートナーとの頻度を尋ねたところ、「ほぼ毎日」は1人(50代)だった。
 「週に1回」以上の割合は若い30代が17%と最も高かったが、一番多かったのは、「月に1〜2回」。「半年に1回程度」以下という人も半数を占める。40代、50代になると、さらに頻度は減っていき、60代では8割以上の女性が「半年に1回程度」以下だと答えている。
 職業の有無で差はあるのか。「月に1〜2回」以上している人は、仕事をしている女性が34・2%、専業主婦が25・1%で、専業主婦のほうが頻度が低い。
 日本性科学会は「1カ月以上性交あるいはセクシュアル・コンタクトがない状態」がセックスレスだとしている。
 夫婦間に限定すると、『レス』はさらに進行する(グラフ〈1〉)。


 夫と最後にしたのが約2カ月以上前の人の割合は・・・

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他人に言えない私たちの性 女性800人のセキララ白書
216円(税込)

「夫婦の営み」がセックスを指したのは、もはや昔の話らしい。厚生労働省の調査ではセックスレスの夫婦は全体の40・8%にのぼるという。すでに閉経を迎えた団塊の世代からなんだか弱そうなロスジェネ世代まで、日本の女性800人にSEXと不倫についての実情を聞いてみた。[掲載]週刊朝日(2012年1月6日―13日号、20日号、8100字)

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