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政治・国際
朝日新聞出版

雅子さまと紀子さま 20の鍵で読み解く皇室の真実

初出:2013年8月16日、23日号
WEB新書発売:2013年8月23日
週刊朝日

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 将来の皇后である雅子さまと未来の天皇を養育する紀子さま。公務から教育方針、両陛下との関係、夫婦仲までおふたりを20のキーワードで徹底比較する。「かわいすぎる皇族」として人気を集める佳子さまを含め8人の若きプリンセスの素顔を描き出す。

◇〈1〉今年の夏休みの過ごし方
◇〈2〉公務
◇〈3〉両陛下との関係
◇〈4〉教育方針
◇〈5〉娘たちのアイドル度
◇〈6〉ファッション
◇〈7〉SNSとの関係
◇〈8〉夫婦仲
◇〈9〉いまの幸福度
◇〈10〉ひとあたり
◇〈11〉財力
◇〈12〉学業、学歴
◇〈13〉実家との関係/〈14〉兄弟姉妹
◇〈15〉神道への関わり/〈16〉親善外交/〈17〉住まい
◇〈18〉親戚づきあい(1) 三笠宮家
◇〈19〉親戚づきあい(2) 高円宮家
◇〈20〉親戚づきあい(3) 黒田清子さん
◇[コラム]20年後の皇室の男女のかたち 完全シミュレーション



〈1〉今年の夏休みの過ごし方

 雅子さまと愛子さまの夏休みは学校行事から始まった。明治時代、当時院長だった乃木希典大将が始めたという学習院初等科の伝統行事「遠泳」に、愛子さまが7月26日から4泊5日の日程で参加したのだ。
 「静岡県沼津市の学習院施設に泊まり込んで水泳を習い、最終日には、実力に応じ、数百メートルから2キロを泳ぎます。かつては皇太子さまや秋篠宮さまも参加しましたが、宿舎は古く、冷房もない中で、厳しい集団生活を送ります。途中1日、保護者参観日がありますが、親の顔を見て泣きだす子もいるほどです」(学習院初等科の保護者)
 雅子さまは28日、日帰りで参観に訪れ、日傘にサングラス姿で2時間にわたり、愛子さまの水泳練習を熱心に見学した。帰路、渋滞に巻き込まれ、赤坂の東宮御所に帰り着いたのは午後10時前だったという。
 今後は皇太子家恒例の夏のお楽しみが続きそうだ。「10日には、おそらく港区の雅子さまの妹宅から東京湾大華火祭をご一家で見学。お盆には須崎御用邸(静岡県下田市)。その後、栃木県の那須御用邸、さらに春スキーに毎年訪れている奥志賀のロッジへご一家で避暑にいらっしゃるようです」(宮内庁記者)
 無論、お勉強も。8月上旬、学習院女子大でイングリッシュ・セミナーがあり、愛子さまが参加する。今や皇族に英語は必須だ。
 「秋篠宮佳子さまは8月3日から9月4日まで、米マサチューセッツ州でホームステイをします。秋篠宮ご夫妻の知人のハーバード大学教員宅に滞在。コロラド州へも旅行するようです」(同)
 一人での海外は初めてだ。
 「悠仁さまは、例年どおり、紀子さまと御所を訪れ、天皇陛下や皇后陛下とご一緒に、虫捕りなどを思う存分楽しむでしょう。公務にお忙しい天皇陛下のおそば近くにいることは帝王教育の大切な一環でもありますから。8月下旬には両陛下も長野県でのご静養が予定されており、秋篠宮ご夫妻や悠仁さまが合流されるかもしれません」(宮内庁関係者)
 

〈2〉公務

 オランダで久々の海外公務を果たした雅子さま。だが、その後は体調の波が続いている。6月、予定された宮城県の被災地慰問を先送り。いったん出席を決めた山梨訪問も前日キャンセル。7月下旬には、岡山、大分への訪問を「暑さを避けるため」取りやめた。
 一方、都内や近郊へのお出かけは一部可能に。岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」でつくられたビオラを皇太子さまが演奏したコンサートには、天皇、皇后両陛下と出席。ご進講や、岡山、大分訪問と同時期の遠泳見学(前出)は出席した。
 8月20日には、6月に断念した宮城県の被災地慰問を再調整中だ。前後に避暑地での静養が続くだけに、雅子さまの地方公務復帰が待ち望まれる。
 紀子さまは、ご夫妻や単独での地方公務が続く。眞子さまは7月19日から1泊2日の日程で福岡県を訪れ、初めて地方単独公務をした。ご病気の雅子さまを助ける女性皇族の「働き手」として期待大だ。

〈3〉両陛下との関係

 皇室通の間で、当然のごとく語られるのが「千代田」vs.「東宮」の確執だ。「千代田」とは、天皇、皇后両陛下とその側近を指す隠語。「東宮」は赤坂御所にいる皇太子ご一家と側近を指す。
 「大正天皇の皇后と昭和天皇、昭和天皇と天皇陛下。それぞれに確執がありました。それが天皇家の歴史ともいえます」(皇室ジャーナリスト)。天皇陛下が「愛子に会う機会が少ない・・・

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