政治・国際
朝日新聞出版

どうせ短命政権?ポスト・トランプを探せ! オバマ夫人らに待望論

2016年12月15日
(7600文字)
週刊朝日

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米共和党のトランプ氏が大統領に当選し、波紋が広がっている。「アジアの暴言王・フィリピンピンのドゥテルテ大統領と似ている。どちらも品格がない」。「行政経験も軍歴もない異色の人物」「期待が大きい分、失敗するとすぐ行き詰まる」として、なんと就任前にして「ポスト・トランプ」を探す動きが出ている。オバマ大統領のミシェル夫人(本人も夫も強く否定)らの名前が挙がっているというが…。

◇『劇薬』トランプが/安倍政権の息の根を止める
◇TPP頓挫でさらなる悲劇/日本が迫られる「日米FTA」
◇揺れる日米同盟で割れる保守/現実路線か強硬路線か
◇米ロが雪解けで試練のとき/プーチンとトランプの馬が合う
◇比大統領ドゥテルテとよく似てる?/建前論で日本撃沈の予感
◇予言の書は7月に出ていた!/オバマの金権政治の重いツケ
◇どうせ短命、ポスト・トランプは誰だ?/ミシェル・オバマ待望論と2人の女
◇暴言で母性本能をくすぐる?/『モテ男』トランプ解体新書

◇『劇薬』トランプが/安倍政権の息の根を止める

 「すぐに訪米を決めたのは日米同盟への不安の表れでしょう」(政府関係者)
 安倍晋三首相は2016年11月10日朝、トランプ氏と電話で協議し、2016年11月17日に米ニューヨークでの会談を決めた。政府関係者によると、官邸も外務省もトランプ氏と太いパイプはなく、大統領選の予想外の結果に慌てふためいたというのが実情のようだ。2016年11月8日から谷内正太郎国家安全保障局長をモスクワに派遣しており、「安倍首相の頭の中は日ロ交渉でいっぱいだった」(側近)という。さて今後どうなるのか―。
 「オハヨ、オハヨ〜」
 2016年11月9日昼すぎ、外資系投資会社の東京のオフィスビルのエレベーター内で外国人が騒ぎだした。よく聞けばオハイオ。命運を握るオハイオ州でトランプ氏が勝ったと話していたのだ。

 株価はたちまち暴落、市場は大荒れになると誰もが予想した。しかし、投開票日に日経平均が急落したものの、翌日は一転、上昇へ。

セゾン投信の中野晴啓社長はこう話す。
 「トランプ氏の大統領然とした勝利演説を聴いて、私たちの見方も落ち着いた。これまでの発言は選挙用だったのかなと」
 ただ、これで「終わり」ではない。これからが「本番」だと、経済アナリスト豊島逸夫氏は指摘する。
 「就任までは『ハネムーン』期間。勝利演説の会場に共和党主流派の姿が見えず、党内の亀裂を象徴している。就任後はお約束を実行するにも混沌とするはず。そうなれば明日の飯が食えることを期待して投票した貧困層が真っ先に不満の声をあげるでしょう」
 豊島氏は、トランプ氏が演説で打ち出した政策の実現性にも疑問符をつける。
・・・

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どうせ短命政権?ポスト・トランプを探せ! オバマ夫人らに待望論
216円(税込)

米共和党のトランプ氏が大統領に当選し、波紋が広がっている。「アジアの暴言王・フィリピンピンのドゥテルテ大統領と似ている。どちらも品格がない」。「行政経験も軍歴もない異色の人物」「期待が大きい分、失敗するとすぐ行き詰まる」として、なんと就任前にして「ポスト・トランプ」を探す動きが出ている。オバマ大統領のミシェル夫人(本人も夫も強く否定)らの名前が挙がっているというが…。[掲載]週刊朝日(2016年11月25日号、7600字)

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