経済・雇用
朝日新聞出版

いまどきのヒット商品 2016年度の企業決算を振り返る

初出:週刊朝日2017年6月16日号
WEB新書発売:2017年7月6日
週刊朝日

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 「カップヌードルリッチ」(日清食品HD)、「dマガジン」(NTTドコモ)、「47都道府県の一番搾り」(キリンHD)、「ブランパン」(ローソン)……。最近ヒットした商品だ。こういったヒット商品を手がかりに、2016年度の企業決算を振り返ってみよう。「勝ち組」「負け組」がくっきり浮かび上がった。

◇第1章 ヒット商品でわかる、勝ち組・負け組30社
◇第2章 2017年は何がブレーク?/人工知能、暮らしの支援ロボット、シニア向け家電…


第1章 ヒット商品でわかる、勝ち組・負け組30社

 もっと豊かに、便利に、楽しく、おいしく……。モノがあふれる今の時代も次々と新商品が生まれ、ほかの商品と格段に違う売れ行きをみせる。ヒット商品の有無を手がかりに、2016年度の企業決算を振り返る。

 明治が昨年9月に発売した「ザ・チョコレート」は、計2千万個以上売れたヒット商品。ベネズエラ産など厳選したカカオ豆を使うこだわりの品で、半年間の販売目標をわずか2カ月で達成した。
 商品名とともにシンプルで洗練されているのが、包装。菓子は中身の写真や絵を使ったにぎやかな包装の品が多いが、「あえて情報をそぎ落とし、カカオの素材が伝わりやすいパッケージにした」と明治の担当者。
 シンプルなデザインでありながら色や種類が豊富で、「インスタ映えする」とネット上などで話題に。写真共有アプリのインスタグラムに、箱をスマホケースにしたり、しおりとして切り抜いたりする画像の投稿が相次いだ。担当者も「うれしい誤算だった」と振り返る。
 明治は近年、機能性ヨーグルト「R−1」などヒット商品が相次ぐ。売上高と、本業のもうけを示す営業利益はともに2016年度まで5年連続で伸び、高い商品力で好業績が続く。
 看板商品の刷新で成功したのが、キリンホールディングス(HD)。16年度の営業利益は前年比約14%増、純利益も前年の赤字から大幅な黒字に転じた。
 昨年3月にリニューアルした「生茶」は、16年度の販売量が2620万ケースと前年比44%増。計画を2度上方修正し、当初目標の1・5倍以上に伸びた。
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いまどきのヒット商品 2016年度の企業決算を振り返る
216円(税込)

「カップヌードルリッチ」(日清食品HD)、「dマガジン」(NTTドコモ)、「47都道府県の一番搾り」(キリンHD)、「ブランパン」(ローソン)……。最近ヒットした商品だ。こういったヒット商品を手がかりに、2016年度の企業決算を振り返ってみよう。「勝ち組」「負け組」がくっきり浮かび上がった。(2017年6月16日号、4600字)

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