教育・子育て
朝日新聞出版

次に消えそうな大学はここだ 定員70%割れが続く私大名を公開

初出:週刊朝日2017年10月27日号
WEB新書発売:2017年11月2日
週刊朝日

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 少子高齢化で18歳人口は減る傾向にある。一方で大学の数は増える傾向にある。消える大学が出るのは必然とも言え、すでに再編の動きが出ている。大学を誘致したい地方の自治体と、経営を安定させたい大学側の思惑が一致した「公立化」の動きも顕著だ。ただ、財政健全化や学問の独立性などの観点から疑問視する声もある。大学経営にいま何が起きているのか、これから何が起きるのか、まとめてみた。

◇第1章 消える大学・輝く大学/独自集計、定員70%割れが続く私大53校一挙公開
◇第2章 危機はまず地方から、大学倒産も/私大への補助金改革で、大学選別
◇第3章 学生のための大学へ、改革に欠かせぬ職員の力/諸星裕・元桜美林大副学長
◇第4章 明治以来の変革期、入試は「落とす」から人材確保の場/石原賢一・駿台教育研究所進学情報事業部長


第1章 消える大学・輝く大学/独自集計、定員70%割れが続く私大53校一挙公開

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡って揺れる新潟県柏崎市。人口約8万5千人の同市は今、深い悩みをもう一つ抱える。地元に二つある大学の再生だ。ともに定員割れが続いている。
 工学部を持つ新潟工科大は、今年度の入学者が154人で、募集定員200人の77%。大学の在籍者総数も、収容定員の62%(550人)にとどまる。経済学部がある新潟産業大は、在籍者が定員の78%(465人)。今年度入学者は募集定員140人の72%の101人だった。
 「今は3桁の見通しを持てていますが、2桁が続くと……」と産業大の事務局長は言葉を濁す。募集定員を15年度から20人減らしたが、定員割れは止まらない。戦後まもなく開学した専門学校が起源で、付属高校もある伝統校。ただ、近年は存続が危ぶまれてきた・・・

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次に消えそうな大学はここだ 定員70%割れが続く私大名を公開
216円(税込)

少子高齢化で18歳人口は減る傾向にある。一方で大学の数は増える傾向にある。消える大学が出るのは必然とも言え、すでに再編の動きが出ている。大学を誘致したい地方の自治体と、経営を安定させたい大学側の思惑が一致した「公立化」の動きも顕著だ。ただ、財政健全化や学問の独立性などの観点から疑問視する声もある。大学経営にいま何が起きているのか、これから何が起きるのか、まとめてみた。(2017年10月27日号、6300字)

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