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朝日新聞出版

きっとあなたもだまされる 最新サギ手口・予防10カ条を公開

初出:週刊朝日2017年12月1日号
WEB新書発売:2017年12月7日
週刊朝日

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 「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」などとも言われたが、一般の人を狙った詐欺や詐欺まがいの商法が流行している。報道などを見るたびに「なんでこんなのにだまされるんだろう」と思うかも知れないが、向こうもプロ。複数の人間がいて周到に計画されており、普通の人が思わずだまされてしまうようになっている。「自分はだまされるはずがない」と思っている人間が実は一番危ないかも知れない。最新の詐欺の手口や予防法を紹介する。

◇第1章 いつかあなたもだまされる!/巧妙化する詐欺、被害急増
◇第2章 あなたが、親が だまされないための10カ条/電話に出ない、迷ったらすぐ相談、「必ずもうかる」はうそ…


第1章 いつかあなたもだまされる!/巧妙化する詐欺、被害急増

 高齢者らを狙った詐欺が増えています。キャッシュカードを言葉巧みにだまし取られた被害額は、今年は9月までで37億円と昨年の倍近く。ほかにも還付金や電子マネーを口実にしたものなど、だますテクニックは『日々進化』しています。「私はだまされない」というみなさん。その自信は危険かもしれませんよ。

 9月のある日の午後3時ごろ、東京都内で一人暮らしをしている女性(83)に非通知の電話がかかってきた。電話を取ると男性の声で、
 「銀座三越の外商係のヨシノというものです。あなた名義のカードでタナベコウジという人が、女性用ハンドバッグの買い物をしようとしていました。この方はあなたの知り合いでしょうか」
 と聞かれた。
 女性が買い物をした記憶はないと答えると、電話の男性は安心させるかのようにこう説明した。
 「すぐに警察に届けるようにしましょう。こちらから警察に届けときます」
 いったん電話が切れた後、再び、非通知の電話がかかってきた。今度は全国銀行協会を名乗る男性だった。
 「大企業で多くの情報漏れがありまして、カードで5月に愛知県で買い物をした形跡があります。買い物をされていますか」
 自分のカードが勝手に使われているとの不安が高まったところに、男性はこうせかしてきた。
 「至急、取引金融機関の通帳残高の確認や暗証番号を変更する必要があります。まず、あなたの新しい暗証番号を設定する必要があるので、今から電話機で番号をプッシュしてください」
 女性は言われるがまま「4桁の数字」を押した。男性は続ける。
 「これで暗証番号が変更できました。また、全国銀行協会の者がすでにあなたの家に向かっており、近くまで来ています。カード再発行の書類の手続きをして、カードを引き取ります。よろしくお願いします」
 電話で男性と話をしていると、数分もせずにスーツ姿の若い男性が自宅にやってきた・・・

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きっとあなたもだまされる 最新サギ手口・予防10カ条を公開
108円(税込)

「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」などとも言われたが、一般の人を狙った詐欺や詐欺まがいの商法が流行している。報道などを見るたびに「なんでこんなのにだまされるんだろう」と思うかも知れないが、向こうもプロ。複数の人間がいて周到に計画されており、普通の人が思わずだまされてしまうようになっている。「自分はだまされるはずがない」と思っている人間が実は一番危ないかも知れない。最新の詐欺の手口や予防法を紹介する。(2017年12月1日号、6600字)

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