医療・健康
朝日新聞出版

これが噂の「不老めし」 専門家がすすめる健康メニュー

初出:週刊朝日2018年2月2日号
WEB新書発売:2018年2月8日
週刊朝日

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 平均寿命が延びたが、最近は元気で年齢を重ねることの大切さが強調され、「健康寿命」という言葉に注目が集まっている。そのために重要なのは、なんと言っても食事。血管や肌、頭脳の若さを保つにはどんなものを食べたらいいだろう。専門家に聞いた。

◇第1章 科学的根拠に基づく『不老メシ』
◇第2章 うつや認知症を防ぐ不老メシ
◇第3章 『たばこ病』から身を守る不老メシ


第1章 科学的根拠に基づく『不老メシ』

 100歳人生時代が到来しつつあるいま、食事の健康効果について、世界レベルで科学的な検証が進んでいる。果たして、どんなものをとれば健康寿命を延ばせるのか。専門家がすすめる「不老メシ」を取材した。

 「一言でいえば、炭水化物を減らし、タンパク質や脂質を増やした食事です」
 このように自身がすすめる『不老メシ』のポイントを語るのは、『医者が教える食事術』の著者で、糖尿病を専門に診るAGE牧田クリニック(東京都中央区)院長の牧田善二さんだ。著書は国内外の研究論文や日々の診療から導き出したもので、牧田さん自身はずっと食と血糖値との関係に注目してきた。
 「血糖値はカロリーや脂肪のとりすぎで上がると思っている人が多いのですが、実は誤解。実際は、炭水化物や糖でないと上がりません」(牧田さん)
 低炭水化物・高タンパク質・高脂質の食事は、糖尿病患者だけでなく、健康な人の健康長寿につながる。その考え方の根拠となるのが、血糖値が食後に急激に上がる『血糖値スパイク』の存在だ。牧田さんによると、健康診断の結果が正常範囲でも、気がつかないうちに血糖値スパイクによって、体がむしばまれている危険があるという。
 「当院では、24時間測れる血糖値測定器を使い、健康な人の血糖値の変化を見ることもあります。すると、炭水化物や糖質をとった後、一時的に180mg/dLぐらいまで上昇した。健康診断などで行う糖負荷試験の正常値は、『食後2時間血糖値140mg/dL未満』。それより高い状態に一時的にでも陥っていたのです・・・

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これが噂の「不老めし」 専門家がすすめる健康メニュー
216円(税込)

平均寿命が延びたが、最近は元気で年齢を重ねることの大切さが強調され、「健康寿命」という言葉に注目が集まっている。そのために重要なのは、なんと言っても食事。血管や肌、頭脳の若さを保つにはどんなものを食べたらいいだろう。専門家に聞いた。(2018年2月2日号、5400字)

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