「桜の花咲く頃、永田町の景色が一変する」と繰り返し発言してきた亀井静香氏。その予言は、不幸な形で的中してしまった……。「THIS WEEK」政治から1カ月分を収録。
◇前代未聞の代表解任騒動
◇輿石幹事長の『直談判シナリオ』
◇維新塾開講で吠える橋下市長
◇首相が期待する議員定数削減
「桜の花咲く頃、永田町の景色が一変する」と繰り返し発言してきた亀井静香氏。その予言は、不幸な形で的中してしまった。
郵政選挙で自民党を追い出された議員らで作った国民新党は、最初の代表こそ綿貫民輔元衆院議長だったが、亀井氏が資金面まで含めて全面的に面倒をみてきた政党だ。前代未聞の代表解任、離党劇を引き起こしてしまった原因は、亀井氏の『人の良さ』にある。
クーデター劇の主役を務めた国民新党の下地幹郎幹事長は、かつては鈴木宗男新党大地代表の側近として知られ、自民党から離党勧告を受け無所属で当選したものの、行き場がなかった。後継代表におさまった自見庄三郎郵政・金融担当相は、05年の郵政選挙で自民党に刺客を立てられ落選し浪人中のところを、亀井氏が拾って参院比例区で当選させた人物だ。
亀井氏は、下地氏を幹事長に起用して党外交渉を任せ、郵政・金融担当相を辞任した際には自見氏を後任大臣に指名した。ベテランの自民党幹部は「自見も下地も、自民党時代は亀井とは別の派閥にいてそれほど親交は深くなかった。飼い犬に手をかまれたな」と亀井氏に同情的だ。
首相官邸関係者は「下地さんが『連立は離脱しないから安心を』とずっと連絡してきていた」と打ち明ける。「俺が最後は土下座でもなんでもして、必ず説得する。大丈夫だ」と嘯(うそぶ)いていた下地氏の言動に民主党も振り回された・・・
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「桜の花咲く頃、永田町の景色が一変する」と繰り返し発言してきた亀井静香氏。その予言は、不幸な形で的中してしまった……。「THIS WEEK」政治から1カ月分を収録。[掲載]週刊文春(2012年3月29日〜4月19日号、4100字)
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