■低迷する対日関係にいらだち
■際立った「国内政治」配慮
■「中国の台頭」強く意識
■始動した「新北方外交」
■訪米直後にロシアへ展開
■停滞続く日韓関係
去る10月の韓国・李明博大統領の訪米では、米韓首脳同士の「蜜月ぶり」が話題となった。13年ぶりの国賓訪問とはいえ、「最上級の厚遇」「異例づくしの歓待」と表現されるほど、破格の歓迎ぶりが注目を集めた。
訪米に合わせた米韓自由貿易協定(FTA)の米議会批准、上下両院合同会議での李明博大統領の演説、焼き肉店での私的夕食会、韓国大統領として初めてとなる国防総省ブリーフィング、両首脳そろってのデトロイト自動車工場訪問、米韓関係の緊密さを韓国語の「情」を用いて表現し、「共に歩もう」という韓国語フレーズを盛り込んだオバマ大統領のスピーチなど、「米韓同盟強化」の演出は細部に至り、随所にあふれた。
韓国政府の発表文によると、・・・
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2012年に大統領選を控えた米韓両国の大統領の「蜜月ぶり」は、置き去りにされた形の日本政府関係者もうらやむほどだった。とりわけ際立ったのは、米側による「最上級の厚遇」「異例づくしの歓待」。「米韓同盟強化」の裏に隠された米国の思惑とは何か。李鍾元・立教大教授が多角的な視点でとらえる。[掲載]e‐World(2011年11月30日 、4500字)
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