■指導部交代控え神経尖らす
■僧侶ら、命懸けの抗議行動
■将来ポスト見据え弾圧か
■新疆で広がる「愛国研修」や「密告」
■問われる日本の人権外交
「チベットに自由を」「ダライ・ラマ法王のご帰還を」─。そう叫びながら、焼身自殺を図るチベットの僧・尼僧をめぐる報道が、近年、相次いでいる。また、チベット族やウイグル人による「暴動」や「テロ事件」に対する拘束・射殺・死刑などについての報道も後を絶たない。今、チベット族やウイグル族をめぐり、中国で何が起きているのだろうか。
本稿は、近年の香港や欧米における報道や議会報告書などを整理し、チベット族やウイグル族をめぐり中国で何が起きているのかについて、以下の構成で論じていく。まず、チベットやウイグルに対して「社会管理」の強化を図っている中国当局について、次にチベット族の状況、続いてウイグル族の状況に、それぞれ焦点を当てる。
中国が経済大国として国際社会でのプレゼンスを高めるにつれ、人権問題をめぐる中国に対する米国や欧州連合(EU)諸国からの圧力は弱まっているようだ。その一方で、2008年のチベット弾圧と09年のウルムチ弾圧以来、中国当局による少数民族の抗議活動に対する監視と締め付けは、ますます厳しいものとなっている。
今秋の第18回党大会で、中国共産党は大規模な指導部交代を行う。党大会を控え・・・
![]()
「チベットに自由を」「ダライ・ラマ法王のご帰還を」─。そう叫びながら、焼身自殺を図るチベットの僧・尼僧をめぐる報道が相次いでいる。チベット族やウイグル人による「暴動」や「テロ事件」に対する拘束・射殺・死刑などの報道も後を絶たない。チベット族やウイグル族をめぐり、今、中国で何が起こっているのか。[掲載]e‐World(2012年3月28日、4900字)
スマートフォン、iPadでも読めますこの商品のアドレスをメールで送る
![]()
WEB新書の料金のお支払いはクレジットカードでの決済となります。朝日新聞社が提供する決済・認証サービス「朝日新聞Jpass」への登録および、購読手続きが必要です。